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イツラコリウキ〔『悪魔事典』52頁で確認した表記。〕 (Itzlacoliuhque)、またはイツトラコリウキ (Itztlacoliuhqui) 〔『神の文化史事典』86頁で確認した表記と綴り。〕、イツトラコリウキ=イシュキミリ (Itztlacoliuhqui-Ixquimilli) 〔『図説 マヤ・アステカ神話宗教事典』63頁で確認した表記と綴り。〕は、アステカ神話に伝わる神である。石と寒気を司る〔ミラー&タウベ,武井訳 (2000)、63頁。〕〔加藤 (2013)、86頁。〕。また、夜明け前に冷え込むのはこの神の仕業と言われている〔桂 (2000)、52頁。〕。 == 解説 == かつてイツラコリウキは、明けの明星であるトラウィスカルパンテクートリという神であった。しかし、太陽に挑んで敗北し、今の姿に変えられたという〔。すなわち、第5の太陽が創造された時、トラウィスカルパンテクートリは太陽に向かって矢を放ったが、狙い外した。太陽も矢を放って反撃し、その矢はトラウィスカルパンテクートリの額に突き刺さった。これによってイツラコリウキに変化したのだという〔〔加藤 (2013)、87頁。〕。また、この事件がきっかけとなって明け方に冷え込むようになったとされている〔。 イツラコリウキはテスカトリポカと同一視されることがある〔〔〔桂 (2000)、53頁。〕。 通常、ナワトル語であるイツラコリウキは「曲がった〔黒曜石のナイフ〔〔」の意味だと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イツラコリウキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Itztlacoliuhqui 」があります。 スポンサード リンク
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