翻訳と辞書
Words near each other
・ イデアル (カメラ)
・ イデアル (リー代数)
・ イデアル (曖昧さ回避)
・ イデアル (環論)
・ イデアル (輸入車販売)
・ イデアルの和
・ イデアルの根基
・ イデアルの積
・ イデアルの高さ
・ イデアルデュガゾー
イデアル商
・ イデアル類群
・ イデア界
・ イデア論
・ イディ
・ イディアサバル
・ イディアサバル・チーズ
・ イディウィ島
・ イディエ・ブラウン
・ イディオグラム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

イデアル商 : ウィキペディア日本語版
イデアル商[いであるしょう]
抽象代数学において、''I'' と ''J'' が可換環 ''R'' のイデアルのとき、それらの イデアル商() (''I'' : ''J'') とは集合
:(I : J) = \
である。すると (''I'' : ''J'') も ''R'' のイデアルである。イデアル商は商と見ることができる、なぜならば IJ \subset K であることと I \subset K : J であることが同値だからだ。イデアル商は準素分解の計算に役立つ。また代数幾何において差集合の記述で現れる(下記参照)。
(''I'' : ''J'') はその表記により コロンイデアル(colon ideal)と呼ばれることがある。分数イデアルの文脈では、分数イデアルのインバースに関連した概念がある。
== 性質 ==
イデアル商は以下の性質を満たす。
*R-加群 として (I :J)=\mathrm_R((J+I)/I)、ただし \mathrm_R(M)MR-加群としての零化イデアルを表す。
*J \subset I \Rightarrow I : J = R
*I : R = I
*R : I = R
*I : (J + K) = (I : J) \cap (I : K)
*I : (r) = \frac(I \cap (r)) (ただし ''R'' は整域)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イデアル商」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.