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イトバモウセンゴケ : ウィキペディア日本語版
イトバモウセンゴケ

イトバモウセンゴケ ''Drosera filiformis'' は、モウセンゴケ属の植物の一つ。細長い糸状の葉を持つ。
== 特徴 ==
多年生草本で、冬季には鱗茎を作って越冬する〔以下、記載は主として近藤・近藤(2006),p.35〕。茎は短く、葉は根出状に多数出て立ち上がる。葉では葉柄は区別できず、葉身は細い線形で長さ10-40cm、幅は0.6-1mm。葉の基部には綿毛状の托葉がある。葉と粘毛は緑色だが、粘毛が赤みを帯びるものもある〔木谷(2012),p.56〕。
花茎は2-4本出て、長さ15-45cm、一つの花序に5-20程の花をつける。花弁は倒卵形で淡いピンクからピンク色をなし、長さ7-15mm、幅5-8mm。花柱は3裂し、長さ5-7mm、途中で二叉分枝する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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