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イドリース2世(? - 828年)は、モロッコを支配したイドリース朝の第2代君主(在位:791年 - 828年)。イドリース朝の全盛期を創出した英主である。 父は初代のイドリース1世である。生母はベルベル人の女性で、妾腹の息子だと伝わっている。791年(793年説もある)に父が毒殺されたため、跡を継いだ。イドリース2世は王朝繁栄のために積極的な人材招聘を行い、スペインやイフリーキーヤ(チュニジア)から500人のアラブ兵を招聘してモロッコ北部のアラブ化を行った。また、モロッコ南部で敵対していたベルベル人のマスムーダ族を討って勢力を拡大した。808年(809年とも)にフェズに新都を建設し、ここにコルドバやイラワーンから移民の入植を奨励して都は大いに繁栄した。 828年に死去し、跡を子のムハンマド・イブン・イドリースが継いだ。 == 参考文献 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イドリース2世」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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