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イニャキ・ウィリアムズ・ダニス(, 1994年6月15日 - )は、スペイン・ビルバオ出身のサッカー選手。ポジションはフォワード。アスレティック・ビルバオ所属。両親がアフリカ生まれの黒人であり、所属選手をクラブが規定するバスク人に限定しているアスレティック・ビルバオにおいて、トップチームの公式戦で得点を挙げた初の黒人選手である。 == クラブ経歴 == イニャキ・ウィリアムズの父親はガーナ人、母親はリベリア人である。母親は1989年に勃発した第一次リベリア内戦の戦禍から逃れるために難民としてガーナに向かい、そこでイニャキの父親と出会う〔。ふたりはスペインへの移民を決断し、北部のバスク州に落ち着いた〔。 1994年6月15日、イニャキ・ウィリアムズはスペイン・バスク州ビスカヤ県の県都ビルバオに生まれた。ナバーラ州パンプローナのでプレーし、16歳だった2012年にアスレティック・ビルバオの下部組織であるレサマに加入した。12歳の弟、ニコ・ウィリアムズも同時にレサマに加入している〔。イニャキは加入年の2012年にアスレティック・ビルバオのファームチームであるテルセーラ・ディビシオンのCDバスコニアでシニアデビューしている。 2013年6月25日、ウィリアムズは2017年までの新契約を交わし、リザーブチームであるセグンダ・ディビシオンBのビルバオ・アスレティックに昇格した。8月に負った膝の負傷から10月に復帰し、このシーズンには14試合に出場して8ゴールを記録した。 アリツ・アドゥリスのケガが理由で、エルネスト・バルベルデ監督によってトップチームに引き上げられる。2014年12月6日、ホームでのコルドバCF戦に先発し、20歳にしてラ・リーガデビューした。その後はラ・リーガで3試合に途中出場している。2015年2月19日にはUEFAヨーロッパリーグラウンドオブ32のトリノFC戦1stレグに先発し、トップチームで初めてネットを揺らして2-2での引き分けに貢献した。ウィリアムズは創設から117年を経たアスレティック・ビルバオで得点を挙げた初の黒人選手である。2011年にはディフェンダーのホナス・ラマーリョが、アスレティック・ビルバオで初めて黒人選手として公式戦に出場している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イニャキ・ウィリアムズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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