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イヌガシ(犬樫)は、クスノキ科の常緑亜高木で雌雄異株である。別名をマツラニッケイという。 == 特徴 == 常緑小木で、高さはせいぜい4m。樹皮は灰黒色でひび割れない。 葉は対生する。若葉の時には垂れており、絹毛があるが、成熟すると開いて、深緑で革質、裏面は粉白色を帯びる。表面には鈍いつやがある。葉身は長さ5〜12cmの長楕円形から倒卵状長楕円形、三行脈が明瞭。 花は2〜3月にかけて咲き、雌雄異株。葉腋か、あるいは葉の落ちたあとの葉腋に、集散花序をつける。花色は暗紅色、10〜11月に黒紫色の液果を結実させる。 同属のシロダモとは形態的によく似ているが、総じてこちらが小型である。また、シロダモは花が秋に最適色、果実が赤く熟する点でも異なる。また、シロダモが海岸近くに多いのに対し、イヌガシは山間部でも見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イヌガシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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