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イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ : ミニ英和和英辞書
イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ : ウィキペディア日本語版
イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ[ちょうおん]
イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ(''Ibrahim Agboola Gambari'', 1944年11月24日 - )は、ナイジェリア国際政治学者外交官国際連合事務次長(政治問題担当)、国際連合事務総長特別顧問(ミャンマー及びイラク・コンパクト担当)を務めている。
長年にわたり、国際政治学者として数々の大学で教鞭を執り、外交官・国連職員として様々な国際問題の処理に活躍している。その研究と実務にまたがる大きな功績を讃えて、2002年にはアメリカブリッジポート大学が人文科学名誉博士号を授与し、同年にはジョンズ・ホプキンス大学が研究員会 (Society of Scholars) の一員として迎えた。さらに、ナイジェリア政府は、国民栄誉賞に相当する連邦共和国勲章 (CFR) を授与した。
== 略歴 ==
イブラヒム・アッボーラ・ガンバリは、1944年、ナイジェリアのクワラ州イロリンに生まれた。
旧都ラゴスのキングス・カレッジ(en:King's College, Lagos)を経て、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに学び、政治学士号(国際関係論専攻)を取得した。さらに、ニューヨークコロンビア大学で政治学・国際関係論を研究し、1970年に国際関係論の修士号 (M.A.) を、1974年には同博士号 (Ph.D) を取得した。
1969年ニューヨーク市立大学で教職に就いたのを初めとして、ニューヨーク州立大学オールバニー校、ナイジェリアのカドゥナ州ザリアにあるアフマド・ベロ大学(アフリカ第二の規模の大学)などで教鞭を執った。アフマド・ベロ大学では政治学部長を務め、ナイジェリア初の国際研究課程を発足させた。このほか、1986年から1989年にかけて、ジョンズ・ホプキンス大学国際研究科大学院、ジョージタウン大学ハワード大学などでも客員教授を務めた。また、ワシントンD.C.ブルッキングス研究所イタリアロックフェラー財団センターでは、研究員として国際関係や外交政策に関する書籍・論文を著した。
ガンバリは、1984年から1985年にはナイジェリアの外務大臣を務め、ナイジェリア国際問題研究所長も歴任している。その後、ナイジェリアの国連常駐代表を務めた。また、10回にわたる国連総会で、上級メンバーとしてナイジェリア代表団に加わっている。1994年から1995年にかけて、ナイジェリアが安全保障理事会(安保理)非常任理事国となった際には、二度にわたり安保理議長に就任した。さらに、国連反アパルトヘイト特別委員会の議長も務めた。
ガンバリは、1999年国連事務局に加わった。2002年9月から2003年2月にかけて、コフィー・アナン事務総長のアンゴラ担当特別代表と国連アンゴラ・ミッション団長を務めた。アフリカ担当の事務次長と特別顧問を兼任していたガンバリは、2005年7月1日付けで、事務次長(政治問題担当)に任命された。
2007年ミャンマー反政府デモへの対処にあたっては、国際連合事務総長特別顧問(ミャンマー担当)として活動している。ガンバリ国連特使は、同年9月29日に旧都ヤンゴンに入り、翌30日には民主化運動指導者のアウンサンスーチーと面会。同日には、新首都ネピドーの軍事政権指導部に対して、反政府デモの武力弾圧中止や民主化促進などを呼びかけた。なお、ガンバリは、2006年11月にも国連政治局長としてミャンマーを訪れ、軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長と会談している。また、同年5月と11月にはアウンサンスーチーと面会している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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