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イブン・マージド : ミニ英和和英辞書
イブン・マージド[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

イブン・マージド : ウィキペディア日本語版
イブン・マージド[ちょうおん]
アフマド・イブン・マージド (、Ahmad ibn Mājid bin Muhammad as-sa'dī an-najdī) は、1421年生まれでジュルファール(Julfar)〔現在のアラブ首長国連邦を構成する7つの首長国の一つ、ラアス・アル=ハイマ〕出身のイスラーム教徒のアラブ人航海士であり地図製作者である。
ニスバ人名#イスラム教圏の名前を参照、出身地や部族を表す一種の名字。〕のナジュディー(najdī)は、アラビア半島ナジュド地方を表す〔د.محمد فارس..موسوعة علماء العرب والمسلمين ص48〕〔أ.دعلي عبد الله الدفاع..رواد علم الجغرافيا في الحضارة العربية الإسلاميه ص233〕。ポルトガル人の間ではalmiranteつまり海軍提督とあだ名され〔باقر أمير الورد..معجم علماء العرب ص59〕、また「インド洋の教師」と呼ばれた〔أمير البحر علي بن الحسين، عن مخطوطة ريفان رقم 1643، 1554م〕。
彼の生まれた当時のジュルファールは、オマーンに属していた。彼は有名な船乗りの一族に生まれ育ち、17歳の時には既に航海ができるようになっていた。彼はとても有名だったので、最初のアラブ人水夫として知られた。ヒジュラ暦903年(西暦1498年)までには紅海およびペルシア湾および南シナ海における彼の航海知識は、彼の著作を通じて一般的となった〔رواد علم الجغرافيا في الحضارة العربية الإسلامية, علي عبد الله الدفاع, ص234〕。確かなデータは不明だが、イブン・マージドは1500年に死亡したとみられる。
後に西洋でイブン・マージドは、ヴァスコ・ダ・ガマのアフリカからインドへの航海を助けた水先案内人として有名になった。しかしこのテーマについての主な学者であるG.R.ティベッツ(G.R. Tibbetts)は、この主張に異論を唱えている。また、イブン・マージドは約40の詩との散文の著者でもある。
==名前・呼称==
イブン・マージドのフルネームはである〔أنور عبد العليم، الفوائد في اصول علم البحر والقواعد لابن ماجد الملاح، مجلة العرب، الجزء التاسع، السنة الرابعة، حزيران 1970، ص 832〕。クンヤは”イブン・マージド”または”イブン・アビー・アッ=ルカーイブ”である。ラカブ(あだ名)は信仰心にちなんで「シハーブ(流星)」「シハーブ・アル=ハック(真理の流星)」であった〔إبراهيم الخوري، احمد بن ماجد، سلسلة كتاب الابحاث، مركز الدراسات والوثائق، 2002〕。 また、「アサド・アル=バハル(海洋の獅子)」「(インド洋の教師)」とあだ名された〔。人名#イスラム教圏の名前も参照のこと。
また、高名となった後、その勇敢さと強さと航海術にたけた船乗りとしての経験から、「シハーブ・アッ=ディーン(、Shihab Al Dein、信仰の流星)」とも尊称された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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