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イマザリル
イマザリル(Imazalil)はイミダゾール系防かび剤の一つ。イマザリルは元来ヤンセン社の商品名で、一般名はエニルコナゾール(Enilconazole)。防かび剤、農薬(殺菌剤)、あるいは動物用抗真菌薬として用いられる。日本では農薬登録はなく、食品添加物(みかん以外の柑橘類・バナナ用防かび剤)として扱われている。 == 作用機序 == イマザリルは脱メチル化抑制(DMI)殺菌・殺カビ剤に該当し、Fungicide Resistance Action Committee(FRAC) コード3に該当する。ステロール産生に関与するC14-デメチラーゼを阻害することにより、膜機能を阻害する。これらの殺菌・殺かび剤への露出は、感受性の真菌の異常な成長を引き起こし、最終的には死滅をもたらす。DMI殺菌・殺カビ剤は、数々の化学的区分に分類される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イマザリル」の詳細全文を読む
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