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イムホテプ : ウィキペディア日本語版
イムホテプ

イムホテプ () は、古代エジプトの高級神官。第3王朝ジェセル王に仕えた宰相とされる。また、エジプト第3王朝最後の王フニ王の時代まで活躍したとされる。
トトの神官であり、祭儀文朗読神官長の地位にあったが、ナイル川が7年にわたって氾濫せず、深刻な飢饉が発生した際、ジェセル王からどうすべきか下問されたところ、ナイル川の水源の主であるクヌムの神殿に土地を寄進すれば再びナイル川は氾濫するであろう、と答えたと記す古代文書が発見されている。
また、史上初のピラミッドといわれる、サッカラの階段ピラミッドを設計したことでも知られる。建築家としてのみならず、内科医としても優れ、死後「知恵、医術と魔法の神」として神格化され、ギリシャの医神アスクレーピオスと同一視された。
イムホテプはメソポタミア出身という説がある。
サッカラのピラミッドそばには、彼の名を記念したイムホテプ博物館がある。
==関連項目==

*ピラミッド
*ハムナプトラ(映画):劇中に重要人物としてイムホテプが登場するが、登場する時代や仕えていた王等の設定が実際の歴史と異なり、架空の人物といえる。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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