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イワガニ上科(いわがにじょうか)、学名 Grapsoidea は、カニの分類群の一つ。イワガニ、イソガニ、モクズガニ、アカテガニ、アシハラガニ、オカガニ等、海岸や水辺に生息するカニを多く含むグループである〔三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 II』ISBN 4586300639 1983年 保育社〕〔鹿児島の自然を記録する会編『川の生き物図鑑 鹿児島の水辺から』(解説 : 鈴木廣志)2002年 南方新社 ISBN 493137669X〕。 ==形態== 甲幅は数cmから十数cmほどで、種類によって差があるが、カニ全体で見ると中型のグループである。長方形の甲羅としっかりした鋏脚、歩脚をもち、他の科と比べても体を覆う外骨格(殻)が頑丈に発達している。また動きが素早いものが多い。 ベンケイガニ科やオカガニ科等の成体は水辺からだいぶ離れても生きていけるが、幼生は海でないと成長できないため、抱卵した母親は孵化寸前になると海辺へ移動し、海中で卵を孵化させる。卵から生まれる子はゾエア幼生の形態で、他のカニと同じくプランクトン生活を送り、メガロパ幼生を経て稚ガニとなる。 成体となっても鰓呼吸をするので、水辺から離れても適度な湿り気は必要である。オカガニ科の成体は鰓と別に空気から直接酸素を取り入れることができ、陸上生活により適応している〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イワガニ上科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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