翻訳と辞書 |
イワガラミ属
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
イワガラミ属
イワガラミ属 ''Schizophragma'' Sieb. et Zucc. は、アジサイ科に属する分類群の一つ。蔓になり、花序の外縁を飾る装飾花が1弁のみである。 == 特徴 ==
蔓になる木本で落葉性〔以下、主として佐竹他(1989),p.165〕。枝の断面は丸く、中央に丸い随がある。1年経過した枝では樹皮が縦に裂け、短冊状に剥がれる〔北村・村田(1979),p.109〕。葉痕は逆三角形で、3個の維管束跡がある。冬芽は卵形で、2-4対の褐色の鱗片に包まれる。葉は対生、托葉はない。葉柄があり、葉身は単葉で縁は滑らかか鋸歯がある。 花序はその年の枝の先端に出て、散房状で周囲には装飾花が並ぶ。装飾花は不実で、萼片は1枚のみ。普通花は両性花で小さい。萼筒は子房と融合して花筒を構成、萼裂片は4-5、小さいが果実にまで残る。花弁は4-5あり、基部ではそれぞれ分かれているが、先端ではくっついたままで帽子状をなし、開花の直後にまとまって脱落する。雄蕊は10本、花糸は長い。花柱は単一で短く、先端が頭状に膨らんでいて、その部分で4-5に裂けている〔北村・村田(1979),p.109〕。子房は半下位。果実は蒴果で倒円錐形、肋が10個あり、それぞれの間で裂ける。種子は線形。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イワガラミ属」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|