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イワシモツケ
イワシモツケ(岩下野、学名:''Spiraea nipponica'')は、バラ科シモツケ属の落葉低木 〔『日本の野生植物 木本Ⅰ』p.184〕〔『樹に咲く花(離弁花1) 山溪ハンディ図鑑3』pp.686-687〕。 == 特徴 == 樹形は高さは1-2mになり、よく分枝する。若い枝は淡褐色、古い枝は黒褐色を帯び、稜角があり、毛は無い。葉は変異が多く、狭長楕円形、倒卵形、倒卵円形、広楕円形または楕円形になり、葉先は円頭または鈍頭、基部は鈍形から円形または切形になる。質は厚く、両面とも無毛で、裏面は粉白色はたは淡色、縁は全縁か先端に2-3個の鈍鋸歯がある。葉柄は長さ1.5-9mmになり、互生する〔〔。 花期は5-7月。今年枝の先端に径3-3.5cmになる散房、ときに複散房の花序をつくり、径7-10mmの白色の5弁花を多数つける。萼は筒状で無毛、萼裂片は長さ1mmになる卵状3角形で、花後、果期にも直立して残り、反曲しない。花弁は、長さ2mm、幅2.5-3mmの横に広い楕円形から円形で、開出し、または反り返る。 雄蕊は約20本あり、花弁と同じ長さ〔〔。子房は5個あり、有毛で、それぞれに無毛の花柱を1個付ける〔『新牧野日本植物圖鑑』p.258〕。果実は長さ3-4mmの袋果となる。種子は長さ2-2.5mm、幅0.5mmの半長楕円形で、褐色で毛は無い〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イワシモツケ」の詳細全文を読む
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