翻訳と辞書
Words near each other
・ インガー・ミラー
・ インキ
・ インキシボサウルス
・ インキシヴォサウルス
・ インキタトゥス
・ インキネン
・ インキピット
・ インキャット
・ インキャパシティ
・ インキャラ
インキュナブラ
・ インキュバス
・ インキュバス (バンド)
・ インキュバス 死霊の祝福
・ インキュベーション
・ インキュベーション、保温、培養、潜伏(期)、孵卵
・ インキュベーションオフィス
・ インキュベータ
・ インキュベーター
・ インキュベーター (生物学)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

インキュナブラ : ミニ英和和英辞書
インキュナブラ[いんき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

インキ : [いんき]
 【名詞】 1. ink 2. (n) ink

インキュナブラ : ウィキペディア日本語版
インキュナブラ[いんき]
インキュナブラ(incunabula、単数形はincunabulum)は、西欧で作られた最初期の活字印刷物のことであり、15世紀グーテンベルク聖書以降、1500年まで)に活版印刷術を用いて印刷されたものを指す(だけではなく、一枚物(ブロードサイド broadside)も含む)。揺籃印刷本インクナブラともいう(incunabula はラテン語ゆりかごの意味)。
1455年グーテンベルクによる「グーテンベルク聖書」が出版されてから、およそ半世紀の間に、ヨーロッパ各地の都市(ドイツフランスイギリスイタリアネーデルラントからスウェーデンスペインポルトガルコンスタンティノープルなどまで)に活版印刷術が伝わり、約4万版が刊行されたという。キリスト教関係の本や人文主義者の著作などがある。中には装飾写本を模して手書きで彩色をほどこしたものもある。
なお、フィレンツェで最も数多く出版されたのは、15世紀末のサヴォナローラの説教であった。
インキュナブラとされる古書の3分の1は、印刷した事業者、著者、挿絵画家について名前すら書かれていないか、書かれていてもほとんど無名の者によるものであった。今日、印刷者についてはプロクター・ヘーブラー法で判定される。この方法では印刷活字の"M"をリスト化したヘーブラー表と比較することによって印刷者を判定する。また、ページ数、版画の規格などによって、その他の情報が得られることがある。
ヨーロッパの歴史ある図書館では、インキュナブラ(あるいはそれ以前の写本)の所蔵数で歴史的価値が判定され、また、古書蒐集家はインキュナブラを何冊持っているかを競うことがある。
== 関連項目 ==

* 活版印刷

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「インキュナブラ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.