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スクラッチは、日本で販売されている宝くじの一種。 == 概要 == 2016年現在、日本で発売されている唯一の被封くじである。当せんパターンがスクラッチ印刷され、これを削ることにより抽せんを行う。 販売額は1口につき200円。 インスタントくじの名称で1984年に発売が開始された。〔「ラッキー7」第205回全国自治宝くじ - 1984年11月13日〕当時は銀はがし方式であった。2001年からスクラッチ印刷方式に改められる〔「トラベルファイブ」第423回全国自治宝くじ 外 - 2001年6月11日〕と共に名称が「スクラッチ」となり、テレビコマーシャルその他の宣伝活動でもスクラッチの名称が用いられた。このため、現在では「インスタント」の名称がほぼ消滅している。 開封くじやミニロト、ロト6にくらべ比較すると高額当せん金を設定していることは少なく、その分だけ1万円から10万円程度の当せん本数を増やし、相対的に当せん確率を高めたものが多い。ただし、一部は1000万円〔「グランドスクラッチ1000万」第448回全国自治宝くじ - 2002年11月1日〕ないし2000万円〔「ビッグトレジャー2000万」第505回全国自治宝くじ - 2006年4月25日〕の当せん金を設けたものもある。また、等級の数(種類)についても、過去は6等級程度を用意することが多かったが、近年では減少傾向にあり、2006年にはブロックくじにおいて、1等3万円と等級のない「ワンチャンス賞」500円を設定した、実質2等級のスクラッチ〔「オールオアナッシングプラスワンチャンス」第1997回関東・中部・東北自治宝くじ 外 - 2006年8月2日〕が発売された。 最高額は2014年に3000万円〔「プロ野球 パ・リーグスクラッチ イニシャルマーク編 ストリームマッチ」第665回全国自治宝くじ - 2014年8月20日〕、2016年正月に5000万円〔「お正月ジャンボスクラッチ ストリームマッチ」第690回全国自治宝くじ - 2016年1月1日〕に達した。 以前はスクラッチ部分にて当せんしなかった券に対して通し番号を付与し、「お楽しみ賞」として1万円程度の賞品を当せん品とする賞が存在したが、現在発売されているスクラッチくじについては、「宝くじの日お楽しみ賞抽せん番号」として、主に券面左下の整理番号上部に100000番から199999番の通し番号が印刷されており、回号毎に賞品が用意されることはなくなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スクラッチ (宝くじ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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