|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
インセイン・クラウン・ポッシー(Insane Clown Posse)は、アメリカ合衆国のホラーコア・デュオ。頭文字を取ってICPと呼ばれる。過激な音楽活動で知られ、全米PTAが子供に絶対聞かせたくない最悪音楽グループナンバーワンに選ばれている。 ミシガン州デトロイト・デルレイ出身の白人、ヴァイオレント・J(Violent J)とシャギー・2・ドープ(Shaggy 2 Dope)によって1989年に結成。初期はシャギーの兄であるジョン・キックジャズやグリーズ・Eがメンバーであり、Jの兄・ジャンプスタディらを交えたInner City Posseとして活動していた。 == 概要 == ヴァイオレント・Jは不気味な笑みを浮かべたピエロのメイク、シャギーは激怒した表情のピエロのメイクを顔に施している。 ラップの内容は二人が愛好するホラー映画からの影響を受けた悪夢的なものや、N.W.A.の影響を受けたギャングスタ・ラップや、精神異常者の猟奇趣味など多岐に渡る。1990年代後半から2000年代前半にかけては、同郷であり互いをよく知るエミネムとの激しいビーフ合戦でも話題を集めた。 1991年に盟友であり兄貴分であったEshamらと共同でサイコパシック・レコード(Psychopathic Records)を設立し、1990年代半ばよりレーベルの活動が本格的に始動。1998年からはTwiztidらサイコパシック・レコードの人気メンバーで構成されたユニット "Dark Lotus" としても活動しており、2002年からはEshamとのコラボレーション企画 "Soopa Villainz" でも活躍。近年もホラーコア系ラッパーから絶大な注目を集め、Anybody Killa(ABK)、BLAZE、Axe Murder Boyzなどが契約を勝ち得ている。 ファンが過激なことで知られ、ICPの男性ファンは総称してジャガロ(Juggalo)と呼ばれている。 二人ともプロレスへの関心が強く、ECWへのゲスト参加、1998年のWWE登場、1999年のWCW参戦などプロレス業界にも進出し、1999年にはハードコア系のインディープロレス団体JCW(Juggalo Championship Wrestling)を設立。彼ら自身も時折選手として試合に出場しており、ネット中継での実況解説も担当している。また、ヴァイオレント・Jは音楽デビュー間もない頃、レスラーとラッパーを兼業していたため、他のレスラーと比べても遜色ない動きを見せる。WCWではヴァンピーロと共闘し、"Dark Carnival" を結成。短期間ではあるがグレート・ムタもこれに参加していた。 2000年以降は歌詞の内容が「猟奇的、非行ほう助である」として複数の人権団体に訴えられる。またメディアが扱いづらい事象をICPが取り扱うため露出が減り、彼ら自身もICPの世界観を表現できる活動の場を求め、アンダーグラウンドへ移行した。それにより一般大衆の認知度は落ちたが、以降発売された3枚のアルバムはいずれもビルボードのインディーズ・チャート1位を獲得するなど、根強い人気を誇っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インセイン・クラウン・ポッシー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|