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インディアナポリス国際空港()はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス市にある国際空港。空港コードは IND。インディアナ州にある最大の空港である。日本からの直行便はないが、各航空会社のハブ空港からインディアナポリス国際空港までは直行便が出ている。かつては、USエアウェイズの準ハブ空港だった(現在は、同社の業績不振により準ハブ空港ではない)。現在は、貨物輸送のフェデックス(フェデックス エクスプレス)のハブ空港であり、またエアトラン航空およびデルタ航空の焦点都市でもある。2008年11月12日から新ターミナルの供用を開始した。 == 歴史 == 空港は、1931年に開設され1944年に名前をWeir Cookに変更した。1975年に国際空港の指定を受ける前まで、旅客輸送や貨物輸送においてWeir Cook Municipal Airportの名前で呼ばれていた。 Harvey Weir Cook(1892年6月30日-1943年3月24日)は、ウィルキンソン(インディアナ州)出身の第1次大戦および第2次大戦のアメリカ空軍のパイロットの名前である。Weir Cookは、1917年にアメリカ空軍に加わり、第1次大戦のエースおよび隊長で、公式には7機の敵機を撃墜したとされている。第2次大戦中は大佐で、ニューカレドニア上空においてP-39(エアラコブラ)による若いパイロットの戦闘訓練中の事故により1943年に死亡している。 1962年に、8つの組織からなるインディアナポリス空港(IAA)が所有、運営することにインディアナ中央部のインディアナポリス市長、マリオン郡・ヘンデリック郡・ハミルトン郡の代表者など数人により認められた。現在の名前は、1976年にIAAによりつけられたものである。インディアナポリス市議会は、Weir Cookの名前を空港の名前に残して付けないことを承認した。もしこの名前がつけられていたら、2008年に開業予定の新ターミナルに影響を及ぼしていただろう。 現在のターミナルが開設されたのは、1957年。以来、改修と拡張を数多く行っており、なかでも大規模なものは1968年(コンコースA&B)、1972年(コンコースD)、1987年(コンコースCと駐車場建物の追加)である。全体は、それらの複合施設となっている。 1980年代後期から1990年代前半の間は、USエア (現USエアウェイズ)がインディアナポリスの準ハブ空港として維持した。中西部の都市と同様に西海岸やフロリダからの直行便があり、1日146の出発便がありUSエアウェイズは、全座席数の49%を占める主要な運輸業者であった。1990年代後半は、USエアウェイズは実質的にはインディアナポリス以外からの輸送は減っていた。 1990年代後半から2000年代初頭にかけては、インディアナポリス国際空港は、ATA航空および子会社のシカゴ・エキスプレスの焦点都市となった。しかし、2004年10月27日に、ATAホールディングス及びその子会社は連邦倒産法第11章の適用を申請したため、インディアナポリス便は大幅に削減され、ついには2006年にはすべての便が廃止された。空いたATA航空のスペースには、ノースウェスト航空の拡張のために供された。 1994年には、イギリス空港会社(BAA)がインディアナポリス国際空港の運営を10年間の契約で行うことになった。 この契約は、のちに3年間延長されることになったが、BAAの申し出により短縮され2007年12月31日をもって民間運営は終了した。運営は、IAAの運営に戻されることになった。 2008年には、老朽化したターミナルに代わる新たに旅客ターミナルが建設された。旧ターミナルから離れた場所で、高速道路に直結している(Pierson Drive近く)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インディアナポリス国際空港」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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