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インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。パッシブファンドとも呼ばれる。 通常当該ファンドがベンチマークとする株価指数に採用されている銘柄群と全く同様の銘柄構成〔対象とする指数が数百種など多数の銘柄で構成されている場合は、都合上そのすべてをファンドの構成銘柄としない場合もある。〕を採り、各企業の株式のファンドへの組み入れ比率も株価指数への影響度に比例した割合となる。 また株価指数の銘柄入れ替えが発生した際には、当該ファンドも指数の対象から外れた企業の株式を売却し、新たに指数に採用された企業の株式を購入する動きを取ることから、指数から外れた企業にとっては株価の下落要因に、新規採用企業にとっては株価の押し上げ要因となる。 ==歴史、背景、理論== 大多数の投資信託の運用成果はインデックスに及ばない。このことは学界では知られていたが、バートン・G・マルキール(Burton Malkiel)が1973年に著した『ウォール街のランダム・ウォーク』(A Random Walk Down Wall Street)〔バートン・マルキール著『ウォール街のランダム・ウォーク』 ISBN 978-4532352608 〕によって一般に広く知られることとなった。「そうだとしてもインデックスに直接投資することはできないのではないか」という反応に対し、マルキールは「そのうちできるさ」と答えた。 1975年12月31日、バンガード・グループ創業者ジョン・ボーグル (John Bogle)によって初のインデックスファンドが設定された〔「バンガード500インデックス・ファンド」〕。 このファンドは次第に人気を呼び、2000年にはフィデリティ・インベストメンツが運用していたマゼラン・ファンド(おそらく世界で最も著名なアクティブファンドである)を純資産額で追い越した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インデックスファンド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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