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イントロデューシング・ザ・ビートルズ : ミニ英和和英辞書
イントロデューシング・ザ・ビートルズ[びー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee

イントロデューシング・ザ・ビートルズ : ウィキペディア日本語版
イントロデューシング・ザ・ビートルズ[びー]

"Introducing... The Beatles" (『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』)は、1963年7月22日アメリカで発売されたビートルズ初のアルバムである。
== 解説 ==
このアルバムは日本国内ではリリースされていない。そのため『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』という邦題は仮称である。
イギリスでの所属レーベル、パーロフォンの親会社であるEMIはビートルズをアメリカで売り出すにあたって資本提携関係にあるキャピトル・レコードにリリースを持ちかた。しかしキャピトルはこの持ちかけを断わったため、代わりとなるレコード会社としてシカゴのリズム・アンド・ブルースやジャズのマイナー・レーベルであるヴィージェイ・レコードに依頼、同社からリリースが行われることとなった。ヴィー・ジェイはビートルズのファースト・シングルとして1963年2月25日に「プリーズ・プリーズ・ミー/アスク・ミー・ホワイ」(Vee Jay VJ498)を、5月27日にセカンド・シングル「フロム・ミー・トゥ・ユー/サンキュー・ガール」(Vee Jay VJ522)を、7月22日には本アルバム『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』をリリースした。本作はイギリス盤『プリーズ・プリーズ・ミー』から「プリーズ・プリーズ・ミー」「アスク・ミー・ホワイ」を外して当時のアメリカでのLP標準である12曲の形式にしたものである。
ビートルズはイギリスでは圧倒的な人気があったものの、当時アメリカでは無名の存在であった。当時のヴィージェイ・レコードはフォー・シーズンズで多くのビルボード1位をものにしていたとはいえ、マイナー・レーベルの販売力には限界があり、ヴィージェイから発売されたビートルズの音盤はいずれもヒットしなかった。その後、アメリカでのビートルズはヴィージェイ・レコードからやはりマイナー・レーベルのスワン・レコードにレーベルを移籍し、9月16日に『シー・ラヴズ・ユー/アイル・ゲット・ユー』(Swan 4152)をリリースするが、こちらもヒットには至っていない(ただしキャピトルからのデビュー以後ヴィージェイ盤、スワン盤とも大ヒットしている)。
ビートルズの人気がアメリカにも徐々に波及すると、それまでレコードのリリースに消極的であったキャピトルもリリースを決めた。1963年12月26日にシングル「抱きしめたい/アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」(Capitol 5112)を、1964年1月20日にはアルバム『ミート・ザ・ビートルズ』をリリースし、記録的な大ヒットとなった。この時点でヴィージェイはビートルズのアルバム・リリースの権利を依然所有していたためキャピトルでのヒットに便乗し『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』を再発売させた(後述の通り再発売に際し一部内容が変更されている)。このアルバムは折からのビートルズ・ブームのあおりを受け大ヒットに至っている。『ビルボード』誌アルバム・チャートでは、9週連続第2位を獲得している。1964年度年間ランキングでは第13位を記録している。『キャッシュボックス』誌では、7週連続第2位を獲得し、1964年度年間ランキング16位を記録している。どちらのチャートも第1位になれなかったのは『ミート・ザ・ビートルズ』が第1位を独走していたからである。なおヴィージェイはこのほかにもEP『The Beatles』(Vee Jay VJEP1-903)やアルバム『The Beatles & Frank Ifield On Stage』(Vee Jay VJLP1085)を便乗的に発売するが、その後資金繰りに行き詰まり倒産している。
1965年前半にヴィージェイの権利は終了し、1965年3月22日にキャピトルはアルバム『ジ・アーリー・ビートルズ』をリリースしたが、同作には『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』に収録されていた11曲が収録された。
ジャケット写真が裏焼きになっており、また「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」の冒頭のカウントが“three”までカットされてしまうなど、アルバムの出来は粗い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イントロデューシング・ザ・ビートルズ」の詳細全文を読む




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