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インドカイワリ
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インドカイワリ
インドカイワリ(学名:''Carangoides plagiotaenia'')はアジ科に属する比較的大型の海水魚である。本種はインド太平洋の熱帯域に広く生息し、生息域は西は南アフリカ、北は日本、南はオーストラリア、東は中央太平洋の島々にまで伸びている。沿岸域と沖合でみられ、ラグーンやサンゴ礁外縁部などに生息し小型の魚類や底生の甲殻類を捕食する。比較的大型の種であり最大で全長50cmに達した記録がある。近縁種とは下顎が突き出ていることや、鰓蓋に黒い帯がみられることにより区別することができる。生息域の全域において漁業における重要性は高くないが、トロール漁など様々な漁法によって捕獲される。 ==分類== インドカイワリはスズキ目のアジ科、ヨロイアジ属に属する。 本種はオランダの魚類学者ピーター・ブリーカーによって、インドネシアのアンボン島から採集された標本をホロタイプとして1857年に初めて記載された〔 〕。ブリーカーは本種を''Carangoides plagiotaenia''と命名し、ヨロイアジ属(''Carangoides'')に分類した。この学名が現在でも正当とされており、その後分類の見直しによりギンガメアジ属(''Caranx'')に移されたこともあったが、こちらの分類は誤りとされる。以降も3度他の研究者によって再命名されているが、そのいずれも国際動物命名規約に基づき後行シノニムとして無効とされている。種小名の''plagiotaenia''はギリシャ語で「斜めの帯」を意味する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インドカイワリ」の詳細全文を読む
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