|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 消費 : [しょうひ] 1. (n,vs) consumption 2. expenditure ・ 費 : [ひ] 1. (n-suf) cost 2. expense
インバウンド消費(インバウンドしょうひ)は、訪日外国人観光客による日本国内での消費活動を指す観光用語〔インバウンド消費 iFinance〕。訪日外国人客を指す観光用語「インバウンド」()と「消費」を組み合わせた造語である〔証券用語解説集 野村證券〕。2010年代には訪日観光客の増加に伴い、国内消費を支える存在にまで拡大しており、2014年の日本経済新聞社による「日経MJヒット商品番付」の「東の横綱」に選出され〔横綱は「インバウンド消費」と「妖怪ウォッチ」 MJ14年ヒット商品番付 日本経済新聞〕、2015年の日経トレンディによる「2015年ヒット商品ベスト30」の3位にも選ばれている〔【速報】2015年ヒット商品ランキング発表! 1位は「北陸新幹線」 日経トレンディ〕。インバウンド需要(インバウンドじゅよう)とも言う〔インバウンドとは よく聞く用語大百科〕。 == 概要 == 2003年、政府は「観光立国」を掲げて「訪日外国人旅行者1000万人」を目標とするビジット・ジャパン・キャンペーンを策定し、観光ビザの要件緩和などに取り組んできた。2013年にアベノミクスにより、歴史的な円高が解消されたことや格安航空会社(LCC)の就航拡大の恩恵もあり、年間1000万人を突破〔訪日外国人旅行者、初の1000万人突破 nippon.com〕、2014年には、過去最高となる1341万人に到達した〔インバウンド消費って何? nikkei4949.com〕。 これにともない、「インバウンド消費」が増大、東日本大震災が発生した2011年には、1兆円を割りこんだが、2012年には、1兆円台を回復、2014年には、2兆227億円に到達し、3年間で約2.5倍の消費の伸びを記録した〔。2015年7月には、国際旅行収支は7月として過去最高となる1295億円を記録、田村明比古観光庁長官は、「日本経済を下支えしており、地方創生の観点からもますます重要となる。」としている〔。 2014年度の国・地域別のインバウンド消費は中華人民共和国が5583億円と最も多く、中華民国(3544億円)、大韓民国(2090億円)の順に多い。一人あたりの消費額ではベトナムが23.8万円で首位、中華人民共和国の23.2万円、オーストラリアの22.8万円の順である〔。とりわけ中国の消費量は大きく消費品目も多岐にわたることから爆買いと形容されており、2015年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞にも選出されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インバウンド消費」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|