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インパヴィド級駆逐艦()は、イタリア海軍の第二次世界大戦後第2世代の駆逐艦であると同時に、第1世代のミサイル駆逐艦の艦級。 == 概要 == 対潜駆逐艦のインペトゥオーソ級をもとにターター・システムを搭載した設計となっているが、これは、アメリカ海軍が、フォレスト・シャーマン級駆逐艦をもとにチャールズ・F・アダムズ級を開発したことにならったものであり、アダムズ級がシャーマン級の3番砲と交換にミサイル発射機を搭載したのと同様に、後部のMk.38 5インチ連装砲を撤去してMk.13 GMLSを搭載している。その一方で、アスロック対潜ロケット用のMk.16 GMLSは搭載しておらず、アダムズ級よりも対潜火力は弱体である。ただし、艦尾に飛行甲板を設置(格納庫はなし)しており、連絡用小型ヘリコプターの発着艦が可能であるほか、必要に応じて、哨戒ヘリコプターに対する補給支援が可能である。 イタリア海軍は、1962年に「ジュゼッペ・ガリバルディ」(551)をミサイル巡洋艦に改装して艦隊防空ミサイルの運用に着手していたが、本級は、当初から艦対空ミサイルを搭載するものと建造された初の例であった。また、初のミサイル駆逐艦でもあった本級は、これらのミサイル巡洋艦を補完して、艦隊防空を担うこととなった。しかし、本級の砲熕兵器は比較的旧式のものであり、また哨戒ヘリコプターの有用性が確認されるにつれて艦固有の艦載機への要請が強まったことから、後続のアウダーチェ級駆逐艦は全面的な改設計を受けて、事実上の新型艦として建造されることとなった。ただし、主機関などは同様の構成が採用されたほか、武器システムの基本構成も踏襲されている。 本級は、後継となるスーパー・アウダーチェ級(のちにアニモソ級、さらにデ・ラ・ペンネ級に改名)の計画遅延に伴い、長く艦隊にとどまったが、デ・ラ・ペンネ級が1990年代初頭には就役できる目途が立ったことから、1991年から1992年にかけて退役した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インパヴィド級駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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