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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
インフィールドフライ (Infield Fly) は、野球・ソフトボールにおいて、無死または一死で走者が一・二塁または満塁の時、打者がフェアの飛球(ライナー及びバントによる飛球を除く)を打ち上げた際に、それを内野手が普通の守備行為を行えば捕球できる場合に適用される規則である。 審判員によってインフィールドフライが宣告されると、その打球が捕球されたかどうかに関わらず、その時点で打者はアウトになる〔公認野球規則6.05(e)〕。ただし、捕球されずにファウルボールになった場合はインフィールドフライにはならない〔公認野球規則2.40付記〕。 故意落球と混同されがちであるが、故意落球は、走者が一塁、一・二塁、一・三塁または満塁のときやバントでの飛球やライナーでも適用される一方で、野手がインフライトの打球に直接触れて落球した場合にしか適用されないという点や、ボールデッドになる点など、インフィールドフライとは異なる制度である。 == 概要 == 「無死または一死」で「走者一・二塁または満塁」のときに打者が打ち上げたフェアの飛球であって、審判員が「内野手(内野に位置する野手)が普通の守備行為を行えば捕球できる」と判断したものを、インフィールドフライという。インフィールドフライと判断した審判員は上空を指差し「インフィールドフライ」とコールを行い、続いてアウトのジェスチャーとともに「バッターアウト」とコールする。また、いずれか一人の審判員がこのインフィールドフライのコールを行った場合は、他の審判員も同様のジェスチャーとコールを行い(コールを省略しているリーグもある)、野手、走者および打者に対してこのプレイがインフィールドフライであることを知らせる。この宣告の時点で打者はアウトとなり、塁上の走者はフォースの状態から解除され、進塁義務がなくなる。インフィールドフライは、打者がバットを振って打ち上げた飛球に対して適用する規則であり、ライナー及びバントによる飛球に対しては適用されない。 即ちインフィールドフライとは、「捕球されなくても打者はアウトになる」というルールである。一見すると攻撃側に不利のように思えるが、このルールは、守備側が余分にアウトを取れる可能性を防ぐ目的で存在している(詳しくは後述)。ルール上は宣告時点で打者がアウトになるが、実際に確定するのは打球が捕球されるかフェアボールと確定した時点である。 インフィールドフライは内野と名称されてはいるが、宣告の基準となるのはあくまで「内野手が普通の守備行為をすれば捕球できるかどうか」である。つまり守備側のシフトやその動きによって適用される地域の判断は違ってくる。またベースラインや芝生の境界線(グラスライン)を勝手に基準とするべきではないとされている。グラスラインを内野の範囲として適用地域とすると勘違いされているケースもあるが、そもそも正確な内野の定義はベースラインの内側である。ひとたびインフィールドフライを宣告された飛球は、それが最終的に投手、捕手、外野手によって捕球されても取り消されることはない。また、インフィールドフライが宣告されてもボールデッドとはならない(ボールインプレイが継続する)ので、審判員の宣告があっても、プレイは続行中である。 ただし、ファウルゾーンで野手が触れて落球した場合や、野手が触れずにファウルゾーンに直接落下したか内野に落ちたあとファウルゾーンに転がった後で野手が触れた場合など、飛球がファウルボールになれば、インフィールドフライの宣告は取り消しとなる。そのためファウルライン付近にあがった飛球に対しては、「インフィールドフライ・イフ・フェア」(もしもフェアならインフィールドフライ、という意味)と宣告する。なお、宣告が「インフィールドフライ」(イフ・フェアの宣告がない場合)であっても適用規則は同じであり、ファウルボールになればインフィールドフライは取り消しである。 打球がインフィールドフライかどうかはあくまでも審判員の判断による。審判員がインフィールドフライだと判断しなかったフライが攻撃側や守備側のアピールでインフィールドフライになることはない。宣告の権限は全ての審判員に同等に与えられており、1人でもインフィールドフライを宣告すればこのルールが適用される。インフィールドフライの適用条件が揃っているときは、審判員が投手の投球前(ボールデッド時ならプレイ再開前)に相互にインフィールドフライ適用条件が揃っていることの確認を行っている場面が見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インフィールドフライ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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