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イーヴァルディ〔『「詩語法」訳注』41頁にみられる表記。〕(古ノルド語:Ívaldi〔『エッダ 古代北欧歌謡集』61頁、訳注120。〕、「大力無双の者」の意〔)は、北欧神話に登場する小人(ドヴェルグ)の一人。 イーヴァルディは鍛冶屋であり、その息子たちによってシヴの髪、スキーズブラズニル、グングニル、といった宝物が作り出されたという〔『「詩語法」訳注』41-42頁。〕。これらの宝物は、ロキがシヴの美しい髪を切ってしまったことを発端とし、その代わりになるものとしてロキが作らせたものである。この神話ではこの後、ロキが同じくドヴェルグであるブロック・エイトリ兄弟と賭けを行い、兄弟によって別の宝物(グリンブルスティ、ドラウプニル、ミョルニル)が生み出されることとなる。 このいきさつは『スノッリのエッダ』第2部『詩語法』に詳しいが、他に、同第1部『ギュルヴィたぶらかし』第43章〔『エッダ 古代北欧歌謡集』260頁。〕、『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第43節〔『エッダ 古代北欧歌謡集』56頁。〕において、「イーヴァルディの子らがスキーズブラズニルを作った」という趣旨で簡単に説明されている。 別のエッダ詩『オージンのワタリガラスの呪文歌』第6節では、「イーヴァルディの年長の方の子供たちの中で、最も若き者」〔ベンジャミン・ソープによる英語訳 Northvegr - Poetic Edda - Thorpe Trans. 2010年3月9日閲覧〕として、イズン (Iðunn〔ヨゥナス・クリスチャゥンッソン版 Grein - HRAFNAGALDUR ÓÐINS - FORSPJALLSLJÓÐ - mbl.is 2010年3月9日閲覧〕, Iþunn〔ソーフス・ブッゲによる校訂版 Forspjallsljóð 2010年3月9日閲覧〕) という名のアールヴが紹介されている。この詩を英語に訳したエイモス・サイモン・コトルは訳注で、ブラギの妻である女神イズンとは違う存在であると注記している〔エイモス・サイモン・コトルによる英語訳 Northvegr - Poetic Edda - Cottle Trans. 2010年3月9日閲覧〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イーヴァルディ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sons of Ivaldi 」があります。 スポンサード リンク
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