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イヴォ・マレク(Ivo Malec, 1925年3月30日 - )は、クロアチア、ザグレブ生まれの、フランスの現代音楽、電子音響音楽の作曲家、指揮者で、音楽教育者。 == 略歴 == ザグレブでクラシック音楽を学んだ後、「唯一無二の師」であるピエール・シェフェールに出会い、現代音楽および電子音響音楽の制作に携わる。1972年から1990年までパリ国立高等音楽院の作曲科教授を務めた。 1959年に創設されたフランス音楽グランプリの1992年受賞者である。 シェフェールの影響を受けて以降は、音楽書法と記譜法の変革に心血を注ぎ、音質、テクスチャーやグランなどといった持続音の素材に興味を示した。彼の足取りはシェフェールのオブジェ・ソノールと結びつけられる。思いがけない方法で器楽と声楽を結びつけたり、時として凶暴でありつつも音楽的で生命力に溢れた音楽を電子音、器楽の響き双方において生み出し、電子音響音楽の作曲技法を楽器法にアイディアとして応用した。主な弟子にドゥニ・デュフール、松本日之春、フランソワ・パリ、ジェラール・ペッソン、フレデリック・デュリユー、フィリップ・ルルーなどがいる。 2006年、レジオンドヌールシュヴァリエ賞を受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イヴォ・マレク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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