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「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」(With or Without You)は、U2の「The Joshua Tree」からのリードシングルで、U2のシングルとして初めてUSチャートで1位に輝いた曲。UKよりもUSでのチャートアクションがよかった曲もこれが初めて。ちなみにU2のシングルとして初めてCDがリリースされた曲でもある。 == 解説 == ライチャス・ブラザーズやスコット・ウォーカーの「Climate of Hunter」というアルバムにインスパイアされ作られた曲といわれている。〔U2.com > With or Without You - 2010年7月11日閲覧〕またイーノの参加、その独特の音響的広がりから、デヴィッド・ボウイの「Heroes」からの影響を指摘する声もある(出典不明。現在調査中) 85年後半にラリーの家に集まってThe Unforgettable Fireツアー中に作った素材に手を加えているときに出来たデモが元になっている。ボノがコードシークエンスを書き、ヤマハのドラムマシーンのビートとアダムのアイバニーズ・ベースによるベース部分からなるデモだったが、この段階では単調な同じコードの繰り返しで使いものにならなかったのだという。The Joshua Treeのレコーディングに入ってからもなかなか突破口が開けず、皆が放棄したところで、ボノとギャヴィン・フライデーの手に渡った(ボノは「ゴミ箱に丸めて捨てられたこの曲を彼(ギャヴィン)が拾い上げてまとめてくれた」と述べている〔U2/前むつみ監訳/久保田祐子ほか訳 『U2 BY U2』 シンコーミュージック・エンタテイメント、2006年11月。ISBN 4-401-63041-6。〕)。そしてイーノが「Bad」のときと同じようにキーボードでアルペジオを加えてようやく形になり始めたところで、エッジの元に映画「Captive」のサントラで共演したマイケル・ブルックから、ヴァイオリンのように果てしなく音が伸びるインフィニット・ギターが届いて、事態は急展開、ようやく曲が完成した。 歌詞はボノが86年にコート・ダジュールを訪れた時に書いたもので、その意味については諸説あったが、「U2 By U2」でついに明かしたところによると、ロックスターの生活と普通の家庭生活の板挟みになって悩んでいた当時のボノの心境を歌ったものということだ。この際、ボノの念頭にあった典型的なロックスターの生活とは、The Poguesのヴォーカル・シェイン・マガウアンだった。が、歌詞を書きながらボノはこの二つの生活の間の緊張を生きることこそが、アーチスト的な人生だと気づいたのである。 ちなみにポール・マクギネスはこの曲を「おかしな音が鳴っている曲」と考え、シングルカットに反対したのだが、ギャヴィンが「絶対No.1ヒットになるから」と説き伏せ、アルバムからのリードシングルとなった。果たしてギャビンの予想は当たり、後でポールは平謝りに謝ったということである。 「With Or Without You」はU2の代表曲となるともにロックのスタンダードナンバーとなり、The Mission UKの「Butterfly On A Wheel」、イギー・ポップの「Beside You」、CHAGE and ASKAの「この愛のために」、Linkin Parkの「Shadow Of The Day」、アリシア・キーズの「No One」(コード進行が同じだそうだ)など亜流ともいえる曲を沢山生んだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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