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ヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer, 1989年10月20日 - )は、ベルギー・リール出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス4勝、ダブルス1勝を挙げる。自己最高ランキングはシングルス12位、ダブルス71位。身長182cm、体重68kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 == 来歴 == ウィックマイヤーは9歳の時から、友達と一緒に地元のテニスコートで練習を始めた。2004年にプロ入りし、2007年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップのベルギー代表選手に選ばれる。2008年の全豪オープンから4大大会の予選会に挑戦し始め、同年の全仏オープンで初の本戦に出場する。同年6月の「エイゴン・クラシック」(イギリス・バーミンガム開催)で初の女子ツアーシングルス決勝に勝ち進んだが、この時はカテリナ・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-7(7-9), 6-3, 6-7(4-7) で敗れて準優勝になった。続くウィンブルドンの1回戦で、ウィックマイヤーは日本の杉山愛に 4-6, 2-6 で敗れた。 2009年5月、ウィックマイヤーはポルトガルの「エストリル・オープン」決勝でエカテリーナ・マカロワ(ロシア)を 7-5, 6-2 で破り、女子ツアー初優勝を挙げた。同年の全米オープンで、彼女は初めて女子シングルスのベスト4進出を決める。1回戦で第16シードのビルジニ・ラザノ(フランス)を破ると、そこから波に乗って勝ち進んだ。初めての準決勝では、第9シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に 3-6, 3-6 で敗れた。この活躍により、ヤニナ・ウィックマイヤーのシングルスランキングは22位に急上昇した。 しかし、11月世界アンチ・ドーピング機関に3度の居場所確認を怠ったとして1年間の出場停止処分を言い渡された。ウィックマイヤーはオンライン通信が不調だったと主張、ベルギーの裁判所が処分差し止めを命じ、出場停止処分は解除された。 2010年1月のニュージーランド・オークランド大会でフラビア・ペンネッタ(イタリア)を 6–3, 6–2 で破りツアー3勝目を挙げた。ドーピング騒動で予選からの出場を余儀なくされた全豪オープンでも、ウィックマイヤーは4回戦まで勝ち進んだ。初進出の4回戦では、同じベルギーの先輩選手ジュスティーヌ・エナンに 6-7(3-7), 6-1, 3-6 で敗れた。 2011年はオークランド大会の決勝でグレタ・アルン(ハンガリー)に 3–6, 3–6 で敗れ2連覇を逃した。ウィンブルドンでは初めてとなる4回戦に進出し、優勝したペトラ・クビトバ(チェコ)に 0-6, 2-6 で完敗した。 2012年のロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルス2回戦でデンマークのキャロライン・ウォズニアッキに 4-6, 6–3, 3-6 で敗れた。 2013年10月のBGLルクセンブルク・オープンではシュテファニー・フォクトと組んだダブルスで優勝し初のダブルスタイトルを獲得した。 2015年9月のジャパン女子オープンテニスでは決勝でマグダ・リネッテを 4-6, 6–3, 6-3 で破り5年ぶりのツアー4勝目を挙げた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤニナ・ウィックマイヤー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yanina Wickmayer 」があります。 スポンサード リンク
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