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ウィマーンメーク宮殿とは、タイ王国バンコク・ドゥシット区にある、宮殿群ないしはその中心となる建物のことである。宮殿群を指した場合、ウィマーンメーク宮殿は วังวิมานเมฆ (Vimanmek Palace) と呼ばれ、対して、その中心となる邸宅は พระที่นั่งวิมานเมฆ (Vimanmek Mansion) と呼ばれる。本稿では暫定的に後者を「中心の邸宅」と呼ぶ。 宮殿群は近隣のアナンタサマーコム宮殿、チットラダー宮殿、その他の建築物とともにドゥシット宮殿群を形成する。 ==歴史== 1900年に、国王ラーマ5世が、チョンブリー県のシーチャン島にあったチュタートゥット宮殿の建物の部材を運んで、ドゥシット庭園内に再建したもので、竣工式は1901年3月27日に行なわれた。ラーマ5世は、1906年にアンポーン・サターンの新宮殿に移るまで、5年間ここに住んだ。 その後もしばらくは王室関係者の住居などになっていたが、1932年には、この建物は王室庁の倉庫として利用されるだけとなっていた。 1982年、シリキット王妃の求めによりラーマ9世の勅許が下され、ウィマーンメーク宮殿は、写真類や由緒の品々などを展示してラーマ5世を顕彰する博物館として、また、タイの国家的文化遺産として公開されるべく、改装されることになった。 1983年から、ガイド付きツアーの形で内部が公開されるようになり、ウィマーンメーク宮殿は、多数の観光客が訪れる場所となっている。また、チーク材による木造建築としては世界最大の建物とされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィマーンメーク宮殿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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