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ウィリアムズ・FW09 (Williams FW09) は、ウィリアムズが1984年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーで、1983年の最終戦から投入された。設計はパトリック・ヘッドとニール・オートレイ。 ==概要== ホンダF1の黄金時代と謳われる第二期F1活動における71勝のうち最初の勝利を挙げたマシンである。 前年1983年にスピリット・レーシングへのエンジン供給という形で1968年以来15年ぶりにF1活動を再開したホンダが、同年の最終戦南アフリカグランプリよりウィリアムズへのエンジン供給を開始したことに伴いデビューした。ウィリアムズにとっては初となるターボエンジン搭載車である。ドライバーはケケ・ロズベルグとジャック・ラフィット。デビュー戦となる1983年南アフリカグランプリではロズベルグが予選6位、決勝では5位入賞を果たしてそのポテンシャルを見せた。 1984年は開幕戦ブラジルグランプリでロズベルグが2位表彰台を獲得するなど非常に幸先のよいスタートを切るが、ターボエンジン特有のターボラグに両ドライバーは苦しめられ、機械的なトラブルにも多く見舞われた。しかし猛暑のダラスで開催されたアメリカグランプリで、多くのチームやドライバーがその暑さに苦しんでトラブルやスピン・クラッシュを繰り返す中で予選8位のロズベルグが優勝、異常なまでの暑さによるトリッキーなコンディションと特注の冷却システム付ヘルメットにも助けられる形でシーズン唯一の勝利を挙げた。これはホンダにとっても第二期活動での初優勝であり、1967年イタリアグランプリ以来17年ぶりの優勝となった。 同年のイギリスグランプリからは改良型となるFW09Bを投入したが、その後の7戦での完走はオランダグランプリでロズベルグが8位、ポルトガルグランプリでラフィットが14位と両者一回ずつのみで他はすべてリタイアに終わり、結果的に改良車ではポイント獲得すらできなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィリアムズ・FW09」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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