翻訳と辞書
Words near each other
・ ウィリアム・アデリン
・ ウィリアム・アドルフ・ブグロー
・ ウィリアム・アドルフ・ブーグロー
・ ウィリアム・アフィルス
・ ウィリアム・アブニー
・ ウィリアム・アマースト
・ ウィリアム・アマースト (初代アマースト伯)
・ ウィリアム・アマースト (初代アマースト伯爵)
・ ウィリアム・アモリム
・ ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所
ウィリアム・アランド
・ ウィリアム・アルウィン
・ ウィリアム・アルフレッド・ファウラー
・ ウィリアム・アレキサンダー
・ ウィリアム・アレキサンダー・キャンベル
・ ウィリアム・アレキサンダー・クラーク
・ ウィリアム・アレキサンダー・クラーク・バスタマンテ
・ ウィリアム・アレキサンダー・ハーヴェイ
・ ウィリアム・アレクサンダー (アメリカ独立戦争)
・ ウィリアム・アレクサンダー・キャンベル


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ウィリアム・アランド : ミニ英和和英辞書
ウィリアム・アランド[らん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

ウィリアム・アランド : ウィキペディア日本語版
ウィリアム・アランド[らん]

ウィリアム・アランド(William Alland、1916年3月4日 - 1997年11月11日)は、アメリカ合衆国俳優映画プロデューサー脚本家映画監督で、おもにSF映画西部劇の映画に関わった。オーソン・ウェルズの映画『市民ケーン』(1941年)では、新聞王ケーンの生涯を調査する記者の役を演じた。
アランドは20代はじめにニューヨークマンハッタンにやって来て、ヘンリー・ストリート・セツルメント (Henry Street Settlement) で提供されていた講座をいくつか受講し、そこでオーソン・ウェルズに出会った。アランドは、ウェルズのラジオドラマ宇宙戦争』(1938年)にも声の出演をした。また、ラジオドラマ『''Doorway to Life''』のプロデューサーとして、ピーボディ賞を受賞した〔Variety, November 13, 1997 〕。
『市民ケーン』においてアランドが演じた記者ジェリー・トンプソン (Jerry Thompson) は、カメラが決してクローズアップでその顔を捉えることがない、特異な役柄であり、実際、登場する場面のほとんどにおいて、彼はカメラに背を向けており、顔を見える場面は必ずロングショットで陰の中に置かれている。映画批評家ロジャー・イーバートが書いたDVD版『市民ケーン』の解説によると、アランドはあるとき聴衆の前で、もし自分が皆さんに背中を向ければ、誰だかお分かりいただけますよね、と語ったという。『市民ケーン』においてアランドは、当時人気のあったニュース映画『''The March of Time''』を模した架空のニュース映画『''News on the March''』のアナウンサーの声も担当していた。後年、アランドは2回、『''News on the March''』をパスティーシュした映像が出てくる場面で声の出演をした。そのひとつはオーソン・ウェルズの1974年の映画フェイク (''F for Fake'')』においてであり、もうひとつは1991年BBCで放送されたテレビ・ドキュメンタリー・シリーズ『''Arena''』の「''The Complete Citizen Kane''」においてであった。前者『フェイク』では、『市民ケーン』の冒頭場面が、もしウィリアム・ランドルフ・ハーストではなく、ハワード・ヒューズをモデルにしていたらどうなっていたかという『''News on the March''』のパスティーシュが流れ、後者では、チャールズ・フォスター・ケーンの死についての報道ではなく、オーソン・ウェルズが『市民ケーン』を制作していることを報じる『''News on the March''』のパスティーシュが放映された。
アランドにとって最大の名声は、カメラの前に立つ仕事とは別の、1950年代ユニバーサルパラマウントといった映画会社でSF映画の制作にあたったところからもたらされた。アランドの映画プロデューサーとしてのキャリアは、トム・ウィーヴァー (Tom Weaver) による書籍『''Monsters, Mutants and Heavenly Creatures''』(Midnight Marquee Press、1996年)に収められてた60ページに及ぶインタビューの主題となっている。
== フィルモグラフィ ==

=== 出演作品 ===

* 市民ケーン ''Citizen Kane'' (1941) - ジェリー・トンプソン (Jerry Thompson)=クレジットあり: 『''News on the March''』ニュースのアナウンサーの声=クレジットなし
* ''Tom Dick and Harry'' (1941) - ニュース映画のアナウンサーの声=クレジットなし
* 悪魔の金 ''The Devil and Daniel Webster'' (1941) - ガイド(出演シーンが最終的にカットされ、クレジットなし)
* ''The Falcon Takes Over'' (1942) - 記者=クレジットなし
* パナマ・ギャング戦争 ''Riffraff'' (1947) - 独房の男トランピー (Trumpy, Man in Cell)=クレジットなし
* 上海から来た女 ''The Lady from Shanghai'' (1947) - 記者=クレジットなし
* マクベス ''Macbeth'' (1948) – 暗殺者2

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィリアム・アランド」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.