|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ウィレム・デ・ハーン(Wilhem de Haan、1801年2月7日 - 1855年4月15日)は、オランダの動物学者。おもに昆虫類、甲殻類の研究で功績を残した。 ライデン王立自然史博物館(現・オランダ国立自然史博物館)の初代無脊椎動物管理者を務めた。シーボルトらが日本で収集した標本や図をもとに、テミンク、シュレーゲルらと共に『日本動物誌』(Fauna Japonica : ファウナ・ヤポニカ)を執筆した。デ・ハーンはもともと昆虫学者であったが、『日本動物誌』では甲殻類編を担当した。この甲殻類編は1833年から1850年にかけて刊行された。 日本産の大型甲殻類はデ・ハーンによって学名が命名され、西洋へ紹介された種類が数多い。現在でもデ・ハーンが命名した学名が有効とされる甲殻類は111種に達する〔京都大学電子図書館-『日本動物誌 Fauna Japonica 』〕〔山口隆男『日本における科学としての甲殻類研究の始まり』-日本甲殻類学会第48回大会シンポジウム『甲殻類研究の歩み』 2010年〕。 1846年に脊髄疾患により退職、1855年に54歳で死去した。 ==献名== 多くの動物の学名に、デ・ハーンに対する献名として"''dehaani''"または"''dehaanii''"が命名されている。以下にその一部を挙げる。 *甲殻類 *サワガニ ''Geothelphusa dehaani'' (White, 1847) *クロベンケイガニ ''Chiromantes dehaani'' (H. Milne Edwards, 1853) *カイカムリ ''Lauridromia dehaani'' (Rathbun, 1923) *昆虫類 *デハーンホソアカクワガタ ''Cyclommatus dehaani'' (Westwood, 1842) *オオオサムシ ''Carabus dehaanii'' Chaudoir, 1848 *カラスアゲハ日本本土亜種 ''Papilio bianor dehaanii'' C. et R. Felder, 1864 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィレム・デ・ハーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|