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ウィンストン・セーラム(Winston-Salem)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州中北部に位置する都市。同州フォーサイス郡の郡庁所在地である。人口は229,617人(2010年国勢調査)で〔American FactFinder . U.S. Census Bureau. 2011年.〕、ピードモント・トライアド都市圏(グリーンズボロ・ウィンストン・セーラム・ハイポイント広域都市圏)ではグリーンズボロに次いで多く、ノースカロライナ州全体でもシャーロット、州都ローリー、グリーンズボロに次いで4番目に大きい都市である。フォーサイス郡を中心に5郡にまたがるウィンストン・セーラム都市圏は640,595人、ピードモント・トライアド全体では1,589,200人(いずれも2010年国勢調査)の人口を抱えている〔。 ウィンストン・セーラムは、1766年にモラヴィア兄弟団によって創設された宗教都市セーラムと、1849年に創設されたウィンストンとが1913年に合併して誕生した。このため、しばしば「ツイン・シティ」と呼ばれることがある。今日のウィンストン・セーラムのダウンタウンの南側には、入植当初のセーラムの街並みが復元され、地区全体が博物館となっているオールド・セーラムが広がっている。 古くはたばこ産業と繊維産業で栄え、たばこ会社R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーやの企業城下町として発展した。また、ワコビアの旧本社所在地、ドーナツ・チェーンのクリスピー・クリームの発祥の地としても知られる。R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーのたばこの銘柄ウィンストン及びセーラムは、この都市の名前に由来している。また、ウィンストン・セーラムは、ウェイクフォレスト大学やセーラム女子大学などがキャンパスを置く、大学都市としての側面も持っており、特にウェイクフォレスト大学は地域におけるハイテク産業発展の牽引役ともなっている。 == 歴史 == === セーラム === 1753年1月、モラヴィア兄弟団の司祭オーガスト・ゴットリーブ・スパンゲンバーグと慈善事業家コーネリアス・ヴァン・レイアはマディ・クリークの3つの分岐点を入植の地に選び、ニコラウス・フォン・ツィンツェンドルフ伯爵のオーストリアの先祖の地に因み''die Wachau''(ラテン語のワコビア)と名付けた。ワコビア銀行は創業地であるこの地に因み名付けられた。後に第2代グランヴィル伯爵ジョン・カートレットより99,000エーカー(400km2)の土地を購入した。 1753年11月17日、後にベサバラとなる地に最初の入植者が到着。この町は急速な成長にも関わらず主要な植民地とはならなかった。1759年、何人かの植民は近くのベサニアに土地を拡げた。最終的に多くの人々が新しい町に住みやすい土地を見付けた。 選ばれた町が故ツィンツェンドルフ伯爵により選ばれていたセーラム(ヘブライ語で『平和』を意味する''Shalom''から)と名付けられた。1766年1月6日、建築のための初の伐採が行なわれた。現在セーラム・スクエアと呼ばれる中心地の周りに集まった信徒たちの公共の建物ができ、セーラムは典型的モラヴィア信徒植民地となった。教会、未婚の教会員や修道女の家などは全て市の所有であった。1848年には教会会議により、北米モラヴィア兄弟団は南北の2管区に分けられ、南部管区の本部がセーラムに置かれた〔Our History . Moravian Church in North America. なお、北部管区の本部はペンシルベニア州ベスレヘムに置かれた。〕。長年この地には信者のみが住むことを許可されていたが南北戦争により解消された。植民地時代の当時の建物の多くはオールド・セーラムに移転し再建された〔Shirley, Michael. From Congregation Town to Industrial City . p.1. NYU Press. 1997年. ISBN 978-0-8147-8086-2.〕。セーラム・スクエアと1772年から信徒の墓地であるゴッズ・エーカーは毎年イースターの朝に行なわれる世界的に有名なモラヴィア信徒の早朝礼拝の地である。この礼拝は市内全てのモラヴィア教会により支持されており、毎年何千人もの信者が訪れ、ウィンストン・セーラムは『イースター・シティ』とも呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィンストン・セーラム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Winston-Salem, North Carolina 」があります。 スポンサード リンク
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