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バッキー(Bucky)は、マーベル・コミックの世界に登場する架空のスーパーヒーローである。本名は、ジェームス・ブキャナン・"バッキー"・バーンズ(James Buchanan "Bucky" Barnes)で、ジョー・サイモンとジャック・カービーが創造し、1940年代のマーベルの前身であるより出版された『キャプテン・アメリカ・コミックス』1号(1941年3月)でサイドキックキャラクターとして登場した〔The 1995 ''Marvel Milestone Edition: Captain America'' archival reprint has no cover date or number, and its postal indicia says "Originally published ... as Captain America #000". Timely's first comic ''Marvel Comics'' #1, likewise had no number on its cover, and was released with two different cover dates.〕。2005年、オリジナルのバッキーは死亡していたという設定が変更され、ウィンター・ソルジャー(Winter Soldier)として生きていたことが明らかとなった。2008年にスティーブ・ロジャースが死亡した後は、キャプテン・アメリカ(Captain America)を名乗るようになった。 == 出版史 == 1940年、ジョー・サイモンがマーベル・コミックスの前身であるのためにキャプテン・アメリカの初期スケッチを作成したとき、彼は若いサイドキックも構想した。サイモンは自身の自叙伝にて、「私の高校時代の友人のバッキー・ピアソンにちなんでバッキーと名付けた」と語っている〔Simon, Joe, with Jim Simon. ''The Comic Book Makers'' (Crestwood/II, 1990), p. 50. ISBN 1-887591-35-4. Reissued (Vanguard Productions, 2003) ISBN 1-887591-35-4〕。バッキー・バーンズは『キャプテン・アメリカ・コミックス』1号(1941年3月)で初登場し、その後も同コミックや他のタイムリー・コミック作品にも現れ、さらに子供だけのチームであるのひとりを務めた。 2005年の『キャプテン・アメリカ』誌にて、シリーズのライターのエド・ブルベイカーは、バッキーが第二次世界大戦の終わり頃に死亡したと見られているという展開を覆し、暗殺者として生き延びていたという後付け設定により復活させた。 バッキーの死亡設定は、長らく覆らなかった「コミックにおける死亡」の例の一つとして知られており、コミック・ファンの間では「コミックで生き返らないのはバッキー、ジェイソン・トッド〔『バットマン』の2代目ロビン。2004年にヴィランとしてまさかの復活。〕、ベンおじさん〔『スパイダーマン』ことピーター・パーカーの叔父。〕だけだ」とまで言われていた〔Archive of Jonathan V. Last (2007-03-13). "Captain America, RIP" , ''The Wall Street Journal'', March 13, 2007. Retrieved November 10, 2010. Original page 〕。 バッキーの死は、マーベル・ユニバースには若いサイドキックがなぜいないかを説明するのに使用され、また、スタン・リーは子供をサイドキックにするのを嫌っていた〔Lee, Stan, ''Origins of Marvel Comics'' (Simon and Schuster, 1974; Marvel Entertainment Group, 1997 reissue, ISBN 0-7851-0551-4), p. 17〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バッキー (マーベル・コミック)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bucky 」があります。 スポンサード リンク
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