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ウィーン市庁舎 : ミニ英和和英辞書
ウィーン市庁舎[うぃーんしちょうしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [し]
  1. (n-suf) city 
市庁 : [しちょう]
 (n) municipal office
市庁舎 : [しちょうしゃ]
 【名詞】 1. town hall 2. city hall
: [ちょう]
  1. (n,n-suf) government office 2. agency 3. board 
庁舎 : [ちょうしゃ]
 【名詞】 1. government office building 
: [しゃ, せき]
  1. (n,n-suf) inn 2. hut 3. house 4. mansion

ウィーン市庁舎 : ウィキペディア日本語版
ウィーン市庁舎[うぃーんしちょうしゃ]

ウィーン市庁舎(ウィーンしちょうしゃ、Wiener Rathaus)は、オーストリアの首都であるウィーン市市役所庁舎である。
ウィーン1区(インネレシュタット)のフリードリヒ=シュミット広場 (Friedrich-Schmidt-Platz) に位置する。1872年から1883年にかけて、建築家フリードリヒ・フォン・シュミットの設計を基にして建設された。ウィーン市長およびウィーン市議会が執務を行なう庁舎として利用されている。ウィーンは市単独で連邦州と同じ地位を有するため、ウィーン市議会はすなわち州議会と同様の位置づけにある。
== 歴史 ==

19世紀の中頃、それまでのウィーン市域と周辺の各町域との合併により、市域の面積および人口が著しく拡大・増加したことで、それまで使われていたヴィップリンガー通り (Wipplingerstraße) の旧市庁舎が手狭となっていた。1868年、新たな市庁舎建設に向けたコンペが実施され、ドイツ出身の建築家であるフリードリヒ・フォン・シュミットの案が採用された。
場所については、当初はリングシュトラーセ沿いのシュタットパークの向かいが検討されていたが、最終的にヨーゼフシュタットの斜堤 (Glasis) の一角に建設するものと決定した。この土地は19世紀に練兵場として使われていたところだったが、1870年に時のウィーン市長カエタン・フェルダーが皇帝からもぎ取ることに成功した。この時期、かつての城壁を取り壊して造られたリングシュトラーセ沿いは開発が進められ、ウィーン宮廷歌劇場帝国議事堂ウィーン大学本館などの歴史主義建築の建造物が次々と建てられていた。これらがみな帝国政府によって造られた中で、市庁舎は唯一ウィーン市の主導で建設されたものであり、このリングシュトラーセの開発に関わる一連の計画を巡る「市と国の間の綱引き」の中で、市庁舎は特異な位置を占めている。
新市庁舎はおよそ1,400万グルデン2000年時点の価値に換算して約1億2,350万ユーロ)の費用をかけて完成し、1885年に市役所機能が移転した。それまでの旧庁舎は、現在は1区および8区(ヨーゼフシュタット)の区役所のほか、区立美術館公文書館などとして使われている。
1927年より、庁舎内に市庁舎消防局が同居している。一般的な消防としての任務のほか、ウィーン市の防災センターとしての機能も持ち、またパスポートを紛失した際や夜間・祝休日などに緊急発行する業務も行なっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィーン市庁舎」の詳細全文を読む




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