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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ウィー・トーマス(WEE THOMAS)(原題 : The Lieutenant of Inishmore)』 は、劇作家マーティン・マクドナー作の翻訳舞台劇。 アイルランドで抵抗運動に励む男の子たちのコワくも可笑しい姿を、抜群の切れ味と超ブラックな笑いで描く2002年度ローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作コメディ賞受賞作。2003年8月パルコ劇場で上演。2006年6月にキャストを一新し再演された際には演出家の長塚圭史が読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した。 ==あらすじ== 1993年、アイルランド・イニシュモアの島。古い石造りの民家の狭いリビング。テーブルに敷かれた新聞紙の上には、頭部が半分吹き飛んでしまった黒猫が血まみれで置かれている。傍らには中年男、この家の主人・ダニーと、近所に住むデイヴィーが呆然とたたずんでいる。 問題は、この死んでしまった黒猫、ウィー・トーマスがダニーの猫ではなく、彼の息子・パドレイクが5歳の頃から異常に可愛がっている猫であるということだ。なぜならその息子はINLA(アイルランド国民解放軍。IRAから分派した過激派リパブリカン・グループ)の中尉で、マッド・パドレイクと呼ばれ父親のダニーでさえその存在に脅えるほど人々から恐れられている人物。 ちょうどその頃、パドレイクは青少年にドラッグを売りつけたジェイムズを拷問中。パドレイクがジェイムズの乳首を切り落とそうとしたその時、彼の携帯電話のベルがなる。父・ダニーから猫の具合が悪いという連絡であった。大切な猫の一大事に、半狂乱状態のパドレイクは、拷問を放り出し、実家へ向かう。 一方、パドレイクの凶暴ぶりをよく知る父親や幼馴染みのデイヴィーは猫殺害の事実を隠そうと必死!しかし、そのオマヌケ隠蔽工作は彼の怒りに油を注いでしまう。 さらにクレイジーなお仲間たちや、彼に恋するパンクな女の子、マレードが登場し、事態はとんでもない方向にどんどんと転がり始めてしまう・・・。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィー・トーマス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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