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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ユーロニモス (Euronymous、本名:オイスタイン・オーシェト 、1968年3月22日 - 1993年8月10日) は、ノルウェーのヘヴィメタルミュージシャン。ブラックメタルバンド、メイヘムの創立者の1人であり中心人物であった。この他にも、インディーズレーベル、デスライク・サイレンス・プロダクションやレコード・ショップ「ヘルヴェテ」を設立し経営も行っていた。 また、ノルウェーの初期ブラックメタルシーンにおいて、社会的な影響を与えたインナーサークルの中心人物でもあったが、1993年にブラックメタルミュージシャンでインナーサークルのメンバーであったヴァルグ・ヴィーカネースに殺害された。 2004年に誌の「史上最強のヘヴィメタル・ギタリスト100人」(GUITAR WORLD's 100 Greatest Heavy Metal Guitarists Of All Time) では、51位に選出された〔http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=18446〕。 == 略歴 == 1984年に、ブラックメタルバンド、メイヘム (''Mayhem'')を結成。当初はデストラクター (''Destructor'') というステージネームで活動していたが、ギリシア神話のダイモーン、の名を採ってユーロニモス (''Euronymous'') と改名した。 メイヘムでは、最初期の2年ほどボーカリストも兼任していたが、1986年にメシア (''Messiah'')がボーカリストとして加入して以降はギタリストとして活動を続ける。しかし、バンド自体はなかなかメンバーが安定せず、1990年には当時のボーカリスト、デッド (''Dead'') がショットガンで自殺するという事態にも見舞われる。デッドの死体はユーロニモスらが最初に発見し、写真をすぐさま撮影している。その写真は、後のメイヘムのライブアルバム ''Dawn of the Black Hearts'' のジャケットに使用されている。 1989年にはクリスティアン・ヴィーカネース (後のヴァルグ・ヴィーカネース)と出会っている。 レコード・ショップ「ヘルヴェテ」を開店し、そこに集まるブラックメタルバンドのメンバーとインナーサークルという集団を構成。教会への放火など、犯罪行為がエスカレートしていく。1992年にヴァルグがリレハンメルの有名な礼拝堂に放火し全焼させたことがきっかけで、ヘルヴェテは警察からの徹底的なマークを受け、閉店に追い込まれる。ちなみに、ヴァルグは証拠不十分で不起訴となった。 1992年9月ごろから、メイヘムの1stアルバム ''De Mysteriis Dom Sathanas'' をレコーディングする。このレコーディングには、ヴァルグがベーシストとして参加していたが、このころすでにヴァルグとユーロニモスの人間関係は悪化していた。これは、ユーロニモスがヴァルグのバーズムの活動に難色を示していたことや、レコーディング費用の支払いの滞りなどの金銭問題が原因であった。その後、ヴァルグは、デスライク・サイレンス・プロダクションを離脱している。 そして、1993年8月10日、オスロのユーロニモスのアパートメントで、ヴァルグによって刺殺される。それからおよそ一週間が経過した8月19日にヴァルグはユーロニモス殺害容疑で逮捕され、後に放火、窃盗、爆弾テロの容疑で追加起訴され、1994年に懲役21年の判決を受けている。 ユーロニモスの死によってメイヘムは解散するが、レコーディングされた1stアルバムはデスライク・サイレンス・プロダクションから1994年にリリースされた。その後、1995年に再結成され活動している。1stアルバムのヴァルグ参加部分は別人の演奏に置き換えるという話もあったが、結局ヴァルグの演奏が使われている。 デスライク・サイレンス・プロダクションは、ユーロニモスの死後、1994年まで1年ほど活動していたが、前述のメイヘムの1stアルバムリリース後、解散している。 メイヘムでの活動で著名であるが、Checker Patrol というスラッシュメタルバンドを1986年に結成したり、L.E.G.O. というバンドを結成したりしている。ただし、これらのバンドはほとんど活動実績はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユーロニモス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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