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ウィングレット (winglet) とは、 *航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼のこと。ウィングチップ (wingtip) についても同様。本項で詳述する。 *フォーミュラカーなど自動車の車体に取り付けられる小型のウイングなどのスポイラー類。翼端板と呼ぶ場合もある。 *トヨタ自動車が開発した時速6kmの歩行者支援走行ロボット。コンセプトなどがセグウェイに似ている。トヨタ・ウィングレットを参考。 ---- ウィングレット (winglet) とは、航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼のことである。 ウィングチップ (wingtip) についても同様である。 語源としてはwing「翼」+let「小さいもの」すなわち「小さい翼」〔''Persosnal Dictionary Eigiro V''〕の意である。 == 概要 == NASAのリチャード・T・ホイットコム(:en:Richard T. Whitcomb)が提唱した。大型機の翼端渦を減少あるいは発生方向を上方に移動させることで空気抵抗(誘導抗力)を減らし、結果として燃費を向上させる効果がある。条件にもよるが、旅客機運航で一般におよそ 4~5%程度の燃料を節減できるとされている。燃料削減効果は長距離の路線ほど大きくなる。 機体の製造時に装備される場合が多いが、航空機メーカーやサードパーティー製の改修キットにより後付けされる場合もある。近年の原油価格の高止まりにより、ウイングレットを後付けする改修を施しても、その後の運航における燃料費削減で十分に改修費用の回収が可能として、これを行う航空会社も増加している。例えば日本国内では、全日本空輸(ANA)が国内で初めて、2009年以降ボーイング767-300ER16機にウイングレットを順次装着することを決定している。〔ANAホームページプレスリリース 2008年7月11日付より 本邦初ボーイング767-300ERにウイングレット! 〕 同様の抵抗軽減効果を狙い、プロペラ機のプロペラやヘリコプターのメインローター、風力発電用の風車などの端に似た形状のものが装着される例や、安定性を高めるため水平尾翼の端に装着する例(アグスタウエストランド AW139など)もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィングレット」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wingtip device 」があります。 スポンサード リンク
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