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ウェストナイル熱 ( リダイレクト:ウエストナイル熱 ) : ウィキペディア日本語版 | ウエストナイル熱[うえすとないるねつ]
ウエストナイル熱(ウエストナイルねつ、West Nile fever、西ナイル熱とも)は、ウエストナイルウィルスによる感染症の一種である。感染症法では四類感染症に、家畜伝染病予防法において馬の流行性脳炎として法定伝染病にそれぞれ指定されている。ウエストナイルウィルスは、1937年にウガンダの西ナイル地方で最初に分離された。日本脳炎ウイルス、デングウィルスと同じ、フラビウイルス科フラビウイルス属に属する。 == 発生地域 ==
ウエストナイルウィルス自体は、最初に発見されたアフリカ以外に、オセアニア、北アメリカ、中東、中央アジア、ヨーロッパに広がっている。1990年代以降、感染者が報告されたのはアメリカ、アルジェリア、イスラエル、カナダ、コンゴ民主共和国、チェコ、ルーマニア、ロシアである。アメリカ合衆国本土全体でウイルスが見つかっており、2005年米国だけで発症者3000人、死者119人が報告されている。 アメリカ疾病予防管理センター(CDC))は当初、セントルイス脳炎だと誤った情報を発表したが、ブロンクス動物園の病理主任より真の原因は新しい病原菌によるものだから調べて欲しいという要請を断ってしまう。しかし、動物園側が国立獣医学研究所と陸軍感染症研究所に検査を依頼してウエストナイルウィルスが発見された。そのため、アメリカ疾病予防センターは非難の的になった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウエストナイル熱」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 West Nile virus 」があります。
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