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ウエス (Waste) とは、機械類の油を拭き取ったり、汚れ・不純物などを拭き取ってきれいにするために用いる布である。 ==概要== ウエスは、Waste(英語ウェイスト:無駄・くず・ぼろ・廃棄物)から、訛ってウエスと呼ばれるようになった。 一般に「ウエス」は機械器具類の清掃に用いられる布切れを指す〔『建築大辞典 第2版 普及版』彰国社 p.116 1993年〕。 もともと古着や古布を再利用(再使用)して雑巾がわりにするものである。また、分別収集などゴミを資源として収集する制度が盛んな地域では、古着・布製品として収集されたものの一部がウエスとして流通している。これらは主に工業分野で、機械設備を整備するために利用されている。また、布製品の製造過程で出るはぎれもこういったウエスに利用される。 ただし工業用のそれを別とすると、機械全般に使用するものとしては専用に作られたものが使われ、これがウエスと呼ばれることもある。こういった専用のものでは、用途に合わせて様々な生地・原料によって作られ、色々なサイズがある。こと精密機械や光学機器を拭く場合には繊維クズが出るとこれら機器に悪影響があるため、この繊維クズが出ないパルプでできたウエスや不織布も見られる。 古着などを原料とするウエスでは、工業需要分野で適当な大きさに裁断されたものが袋詰めされた状態で流通・販売されているが、専用のものでは一定数を束ねた状態ないし単体で包装されたものが流通している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウエス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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