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ウエストサイド・ストーリー : ミニ英和和英辞書
ウエストサイド・ストーリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ウエストサイド・ストーリー ( リダイレクト:ウエスト・サイド物語 ) : ウィキペディア日本語版
ウエスト・サイド物語[うえすと さいどものがたり]
ウエスト・サイド物語』(ウエスト・サイドものがたり、 ''West Side Story'')は、アーサー・ローレンツ脚本、レナード・バーンスタイン音楽、スティーヴン・ソンドハイム歌詞のブロードウェイミュージカル。原案ジェローム・ロビンズ1957年初演。『ウエストサイドストーリー』とも呼ばれる〔http://westsidestory.jp/ では『ウエストサイドストーリー』と書かれている。〕。
シェイクスピア戯曲ロミオとジュリエット』に着想し、当時のニューヨークの社会的背景を織り込みつつ、ポーランド系アメリカ人プエルトリコ系アメリカ人との2つの異なる少年非行グループの抗争の犠牲となる若い男女の2日間の恋と死を描く。
1961年に映画化された(ウエスト・サイド物語 (映画) を参照)。
== ストーリー ==

=== 第1幕 ===
ニューヨークのウエスト・サイド。午後5時。ポーランド系アメリカ人の少年非行グループ「ジェッツ」(ジェット団)と、新参のプエルト系アメリカ人の少年非行グループ「シャークス」(シャーク団)は、なわばりを巡って対立している。今日も2グループの間で争いが起きるが警官の呼子笛の音に止められる(“Prologue”「プロローグ」)。クラプキ巡査シュランク警部補が現れて少年たちに説教をして帰っていく。
ジェッツのリーダー・リフはシャークスとの関係をはっきりさせるために決闘しようと言い出し、ジェッツのメンバーが賛成する。ついては決闘についての取り決めをシャークスとする必要があり、リフは自分の副官にトニーを選ぶ。メンバーは初めトニーはもう抜けたと反対するが、リフは(海兵隊のように)「一度ジェッツになったら死ぬまでジェッツだ」と歌う。メンバーもついには了解し、夜に中立地帯である体育館で行われるダンスパーティでシャークスのリーダー・ベルナルドに決闘の申し込みをすることにし、全員で「ジェッツが一番だ」と歌い踊る(“Jet Song”「ジェット・ソング」)。
午後5時半。ドックの経営するドラッグストアで働くトニーに、リフがパーティに来るよう頼んでいる。追い払おうとするトニーはなぜジェッツに興味を失ったのか聞かれ、ここ一月何かが来るのを予感して毎晩目が覚めること、その何かを楽しみにしていることを語る。せがむリフに遂に折れ、トニーはパーティに行くことにする。後悔するだろうと言うトニーにリフがそれはわからない、ダンスでその何かがまっているかもしれないと言って去っていくと、トニーはその言葉を受けて、素晴らしい「何か」が確かに今晩来るかもしれない、と歌う(“Something's Coming”「何かが起こりそう」)。
6時。ブライダルショップ。アニタマリアコムニオン用の白いドレスをパーティ・ドレスに作り替えている。マリアが胸元をもう少し広げるように頼むが、アニタはベルナルドとの約束を持ち出して聞かない。セリフからマリアがチノと結婚するために合衆国に来てまだ一月であることがわかる。完成したドレスをマリアが着たところにベルナルドとチノが現れる。マリアが「今夜が私のアメリカの若い女性としての人生の始まり」と言って回り出すのをきっかけに場面転換。
夜10時。体育館のダンスパーティーでジェッツとシャークスが踊っている。グラッド・ハンドとクラプキが現れ、2つのグループを一緒に踊らせようとするが失敗し、マンボのリズムに乗ったダンス合戦になる。その渦の中に現れたトニーはマリアと出会い、2人は瞬く間に恋に陥る。唇を交わそうとしたところにベルナルドが妹に近付くなと現れ、チノにマリアを連れて帰るよう命じる。帰っていくマリアにチノが「さあ、マリア」と声をかけたのを聞き、トニーは彼女の名を知る。トニーに迫ろうとするベルナルドにリフが割り込み、一時休戦とドラッグストアでの話し合いを約束する(“The Dance at the Gym”「体育館でのダンス」)。トニーは一人夢見心地で、マリアの名を幾度も口にして称える(“Maria”「マリア」)。
11時。トニーは裏路地でマリアを探しまわり、建物上階の窓に彼女を見つける。2人は彼女の家の非常階段で互いの気持ちを確かめあう(“Tonight”「トゥナイト」)。別れ際に翌日の夕方にマリアの働くブライダルショップで会う約束を交わす。
トニーと入れ替わりにシャークスの面々が帰ってくる。マリアをコントロールしようとするベルナルドに、ここは女性も自由に楽しめる国アメリカだとアニタは言う。話題はトニーに及び、移民2世でもアメリカ生まれである故に「アメリカ人」の彼と「外人」扱いの自分たちの境遇の違い、アメリカに来た時の期待、プエルトリコへ帰って錦を飾る希望を彼らは語る。アニタに促され、ベルナルドは少年たちを率いてドックの店へ向かう。そんなに故郷がいいんなら帰ればというアニタをきっかけに、美しい故郷を懐かしむロザリアと、故郷を嫌悪しアメリカを称える他の少女たちが歌いあう(“America”「アメリカ」)。
12時。ドラッグストアでシャークスを待つジェッツ。興奮したメンバーにリフは「落ち着け、クールに振る舞え」と歌う(“Cool”「クール」)。シャークスが現れ、決闘の条件の話し合いが始まる。翌日、高速の高架下まで決まり、武器で揉めている最中、入ってきたトニーの提案で一対一の素手を決定し、ジェッツからはディーゼルが選ばれる。シュランクが現れ、ギャング団たちは去る。シュランクは決闘について聞き出そうとするがドックとトニーは口を割らない。シュランクが去った後、トニーはドックに自分が恋に落ちたことを話す。
翌日午後5時半、ブライダルショップ。マリアがアニタを先に帰そうとしているとトニーが現れる。アニタが去った後、マリアはトニーに素手であろうと争うのはよくないと決闘の場へ行ってやめさせるよう約束させる。それから2人は結婚式の真似事をしてお互いの愛を再確認する(“One Hand, One Heart”「ひとつの心」)。
6時。ジェッツとシャークスのメンバーは今夜の決闘を、アニタは決闘後のベルナルドとのデートを、そしてトニーとマリアは夜の再会を心待ちにする思いをそれぞれ歌う(“Tonight (Quintet)” 「トゥナイト(クインテット)」)。
9時。高速道路の高架下で決闘が始まる。遅れて現れたトニーは決闘をやめさせようとするがうまくいかず、ベルナルドのトニーへの嘲笑に逆上したリフが手を上げ、ベルナルドとリフはナイフを持ち出して争い出す。リフはベルナルドを追い詰めるが、押さえつけるディーゼルの手を振り払い止めに入ろうとしたトニーに気を取られた一瞬の隙に、ベルナルドがリフを刺し、トニーもリフのナイフでベルナルドを刺す。乱闘となるが、警察の笛の音、続くサイレン音に少年たちは殺された2人とトニーを残して散る(“The Rumble” 「決闘」)。マリアの名を呼び立ち尽くしているトニーを戻ってきたエニバディズが我に返らさせ、2人も逃げていく。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 West Side Story 」があります。




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