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ウォーギルトインフォメーションプログラム : ミニ英和和英辞書
ウォーギルトインフォメーションプログラム[らむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラム : [らむ]
 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory)

ウォーギルトインフォメーションプログラム ( リダイレクト:ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム ) : ウィキペディア日本語版
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム[らむ]
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIP)とは、文芸評論家の江藤淳がその存在を主張した、太平洋戦争大東亜戦争)終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP、以下GHQと略記)による日本占領政策の一環として行われた「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」〔江藤(1989年) 225頁(文庫版 261頁)〕である。ウォー・ギルトと略されることもある〔ゴーマニズム宣言新戦争論1p159(2015年、幻冬舎)〕。
== 名称について ==
江藤は「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画)という名称がGHQの内部文書に基づくものであると論じ〔、高橋史朗〔高橋史朗 『検証・戦後教育-日本人も知らなかった戦後五十年の原点』(1995年、モラロジー研究所)〕、藤岡信勝〔藤岡信勝 『汚辱の近現代史-いま、克服のとき』(1996年、徳間書店)〕、小林よしのり〔小林よしのり 『戦争論-新ゴーマニズム宣言special』(1998年、幻冬舎)〕、櫻井よしこ〔櫻井よしこ 『GHQ作成の情報操作書「眞相箱」の呪縛を解く-戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』(2002年、小学館)〕、保阪正康〔保阪正康 『日本解体-『真相箱』に見るアメリカの洗脳工作』(2003年、産経新聞出版)〕、西尾幹二〔西尾幹二 『新・地球日本史2 明治中期から第二次大戦まで』(2005年、産経新聞出版)〕、勝岡寛次〔勝岡寛次 『抹殺された大東亜戦争-米軍占領下の検閲が歪めたもの』(2005年、明成社)〕、『産経新聞』〔佐々木類・阿比留瑠比・加納宏幸・安藤慶太・乾正人 「戦後六十年 歴史の自縛(3)・(4)」『産経新聞』2005年8月4・5日付〕らが追随している。
1979年よりウィルソン・センターで米軍占領下の検閲事情を調査していた江藤は、アマースト大学の史学教授レイ・ムーアより「Draft of c/n, Subject : War Guilt Information Program, From : CIE, To : G-2 (CIS), : Date : 6 February 1948」と表題された文書のコピーを提供されたという〔江藤(1989年),p.277〕。江藤はこの文書について、1948年(昭和23年)2月6日付でCI&E(民間情報教育局)からG-2(CIS・参謀第2部民間諜報局)宛てに発せられたGHQの内部文書であるとしており、「コピーには特段のスタンプは無いが、推測するところThe National Record Center, Suitland, Marylandで、ムーア教授がGHQ文書を閲覧中に発見したものと思われる。」と述べている〔。
しかし、主張の根拠となった「Draft of c/n, Subject : War Guilt Information Program, From : CIE, To : G-2 (CIS), : Date : 6 February 1948」と表題されたGHQの内部文書そのものは江藤らによって公開されていなかった。また、この表題には「ドラフト(案)」との記載がある。他方で、CIE文書中には"War Guilt Information Program"と銘打った文書が何点も存在している〔勝岡寛次「<書評>関野通夫著『日本人を狂わせた洗脳工作ーいまなお続く占領軍の心理作戦』」『戦後教育史研究』第28号、161頁〕との主張もあった。
2015年、近現代史研究家の関野通夫が、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」の名称を使用しているGHQの指令文書〔“Implementation of First War Guilt Information Program”(1945年10月頃と推定)、“Implementation of Second War Guilt Information Program”(1946年6月頃と推定)、“War Guilt Information Program (Intra-Section Memorandam)”(1948年2月8日)、“Proposed War Guilt Information Program (Third Phase)”(1948年3月3日) 〕が国立国会図書館所蔵の「GHQ/SCAP文書」〔憲政資料室|国立国会図書館―National Diet Library 〕〔憲政資料室の所蔵資料 | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館 〕〔日本占領関係資料 発生機関別索引 | 憲政資料室の所蔵資料 | 国立国会図書館 〕〔Records of General Headquarters Supreme Commander for the Allied Powers, GHQ/SCAP | 憲政資料室の所蔵資料 | 国立国会図書館 〕〔GHQ/SCAP DataBaseServer 〕〔Records of Allied Operational and Occupation Headquarters, World War II 〕の中に存在〔文書タイトル 250.402:International Military Tribunal foe Far East 記号 CIE(B)00364-00365〕していると、自著〔関野通夫 『日本人を狂わせた洗脳工作-いまなお続く占領軍の心理作戦』(2015年3月、自由社)〕や『正論』(2015年5月号)〔に写真を掲げて主張し、件の文書を明星大学戦後教育史研究センターで発見したと述べている(関野は調査に当たり、同大教授の高橋史朗および同戦後教育史研究センター勤務の勝岡寛次からアドバイスを得たと述べている〔)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」の詳細全文を読む




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