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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アイアンマンのアーマーの記事では、『アイアンマン』に登場するアイアンマンのアーマーおよびそこから派生したヒーローやヴィランの技術について記述する。 == 概要 == パワードスーツ、通称「アーマー」を着てトニー・スタークはアイアンマンとなる。 アーマーの変更とアップグレードによりアイアンマンの外見と能力は頻繁に変遷を遂げている。初めてのアーマーは灰色だったが「この外見では大衆を怯えさせてしまう」と気付いたトニーによってスプレー塗装で金色に塗り直された。 (''Tales of Suspense'' #40)この扱いづらいアーマーは''Tales of Suspense'' #48でより身体に合ったデザインで現在まで続く赤と金色の配色のモノに変更された。「シルバー・センチュリオン」アーマーは赤と銀色の配色になっており、オバディア・スターン(Obadiah Stane)が使う「アイアンマンガースーツ」に対抗する為に製作され、『第1次アーマーウォーズ』の終了まで使われた。 アーマーは幾層ものチタニウムのような他の金属の磁場によって強化・結晶化した鉄の分子配列マトリクス (molecularly aligned matrix) により、柔軟だが防護力のある外殻を形成している。怪力と飛行能力も与えており、太陽光発電式コンバーターとバッテリー、及び内蔵されたベータ粒子の吸収を利用した発電機の組み合わせを燃料とする動力源を使用している。また熱エネルギーや運動エネルギーなどの周囲のエネルギーを電力に変換したり、電気エネルギーを直接バッテリーに充電する事ができる。ジェットスケートも追加しており、列車を牽引する事が出来る程に強力。小規模のガラスは必要に応じてアイアンマンの目を防護する。スーツは真空や深海での活動の為に完全に密封することができ、ライフサポートも提供しており、放射線すらも遮断する事ができる。 アーマーに内蔵されたシステムは、ヘルメットのサイバネティックインタフェースで読み取られたトニーの脳波パターンによってコントロールされている。トニー自身がデザインを行ったジャービス(コンピューター)は、人工知能をベースにしたオペレーティングシステムを備えた非常に洗練されたもので、様々な戦術的な情報を提供し、内外のセンサーを使って常にスーツの状態をフィードバックしている。トニーはシステムが実質的に自意識を獲得しない事を確実にしようと安全装置を導入しているが、一度出し抜かれてしまった事がある。 スーツの兵器システムは年々進歩を遂げているが、必ずガントレットの掌から発射される光学兵器「リパルサーレイ」が装備されている。搭載している兵器には、胸部の「ユニビームプロジェクター」、周囲のキネティックエネルギーを集め目標が遠くなるほどに強力になる「パルスボルト」、電磁力パルス発生装置「エネルギーシールド」、ソニックブラスト、囮を作り出すホログラフ発生装置などがある。 汎用モデルの他に、宇宙空間での活動、深海潜行、ステルスなどの状況に対応した幾つかの特殊なスーツが開発されている。汎用モデルの装甲増加によって、ハルクに匹敵する程のパワーと耐久力を得たデザインである「ハルクバスター」というヘビータイプの改造スーツが一例である。ハルクバスターは対マイティ・ソー用モデルの参考とされ、ミスティカルパワーソースを使用している。『アーマーウォーズ』で自身の技術を流用したアーマーに執着していた頃は「エレクトロニックパック」の開発も行っていたが、欠陥によりそれらの部品が燃え尽きてしまい、スーツ自体が使いものにならなくなってしまった。そのため、後のモデルでは効果的では無いとして使用されなくなった。 「テクノオーガニックウィルス」〔有機生命体の細胞を機械化させてしまう奇病。X-メンのケーブルが感染していることでも有名。〕を基に作られた人体改造ナノマシン「エクストリミス」(the extremis process)で強化されたマレン(Mallen)との戦いで瀕死の重傷を負ったトニーは、一時期自らエクストリミスを投与し、自らの命を救うだけでなくアーマーと自分の肉体を一体化した。アーマーのインナースーツ部分を骨の空洞に収納して、皮下層から全身を覆う金色のニューラルインタフェースとして出現させる。この際、特別な操作は必要なく、思考だけで出現させることが可能である。このニューラルインターフェースを用い、外部アーマーとのサイバーリンクで約160km以上離れていてもいつでも身に付ける事が可能になった。さらに、エクストリミスの作用により彼の肉体治癒力が強化されたほか、衛星や携帯電話、世界中のコンピュータといった外部のコミュニケーションシステムにリモート接続する事ができるようになり、反応時間も短縮された。これを応用して、過去に開発したアーマー数十体を遠隔操作で一斉起動・同時運用も行った。エクストリミスは漫画のストーリー上トニーの体から除去された。 スパイダーマンに与えた「スパイダーアーマー」の開発時に、スパイダーマンの神経生理学の解析から集めた情報を使って得た「スパイダーセンス」〔スパイダーマンの持つ予知能力の一種。周囲で起こる災害等をいち早く察知し、自分への攻撃も感知できる。〕もトニーは持ち合わせており、自分自身も同様の力を作り出すだけでなく、スパイダーマン本人のそれを相殺し、誤作動させる事も出来る。 基本的にはその時点で最新鋭のアーマー、もしくは作戦にあった特殊なアーマーを装備して戦うが、それまで作成したアーマーについてもトニーは保管しており、何らかの理由でアーマーが使用できなくなった際(敵にアーマーを奪われた、ウルトロンにアーマーをハッキングして無効化されてしまう等)に旧式のアーマーを装備し戦うこともしばしばある。また、アーマーを保管していたがゆえに「ダークレイン」にてノーマン・オズボーンにアーマーを利用されてしまってもいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイアンマンのアーマー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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