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本項目では、ウズベキスタンの言語について述べる。 ==概要== ウズベキスタンの独立以降しばらくはウズベク語とロシア語が公的な文書において使用されていたが、1995年12月に憲法が改正され、ウズベキスタン憲法第四条及び「国家言語法」によりウズベク語が公用語の地位を獲得することになった。現在は、国内の全人口の約80%を占めるウズベク人がウズベク語を母語としている。ウズベク語は1929年までアラビア文字で表記されていたが、この後ラテン文字表記へと移行、1940年にキリル文字による表記への移行が行われた後、ウズベキスタン独立後に現在のラテン文字による表記へと移行した。この表記文字の移行はウズベキスタン独自のアイデンティティを強調する政府の政策であるといえる〔が、実際には教育現場におけるラテン文字表記の教科書の不足や、キリル文字で書かれた過去の文献の参照が困難になるなどの弊害が出ている。このような経緯もあり、2012年11月、ウズベキスタン政府は出生届や死亡届、婚姻届などの公的な文書においてロシア語の使用を認めることとなった。 ウズベク・ソビエト社会主義共和国時代はウズベク語とロシア語が公用語の地位を獲得していた。現在、ウズベキスタンではウズベク語とロシア語の他に、主にウズベク人以外の少数民族によってタジク語やキルギス語、トルクメン語、カザフ語、カラカルパク語、タタール語、ノガイ語などのテュルク諸語の他、アゼルバイジャン語、ウイグル語などの言語が話されている。地方ではウズベク語を母語とする者の割合が高いが、首都タシュケントでは人口の約半数がロシア語話者であり、ロシア語が日常的に使用されている。また、大学ではウズベク語とロシア語による講義が行われており、研究活動を行う者はほぼロシア語環境で研究を行なっている。一方で、英語が通じることは少なく〔、2005年時点の調査では、英語を話すことができると答えた人々の割合は9%にすぎず、ロシア語を話すことができると答えた人々の割合は中央アジア全体で80%を超えている。ウズベク語自体はウズベキスタンの他、中央アジアの周辺諸国に話者がおり、話者の全人口は約2700万人と推定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウズベキスタンの言語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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