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ウズムシ綱 : ミニ英和和英辞書
ウズムシ綱[うずむしこう]
Class Turbellaria
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ウズムシ綱 : ウィキペディア日本語版
ウズムシ綱[うずむしこう]
ウズムシ綱(うずむしこう;Turbellaria)は扁形動物門に属する分類群。扁形動物門から寄生虫のみの各綱を除いた群に当たり、大部分は自由生活だが一部には寄生性の種もある。
ウズムシ(渦虫)と言うとウズムシ目(三岐腸目)の動物を指すことが多いが、広くウズムシ綱の動物を指すこともある。ウズムシは元来ウズムシ綱の学名Turbellariaの訳語であり、これは体表に繊毛がありこれによって渦が作られることに由来する。
扁形動物の中で、寄生虫のみの各綱は全体で単系統群をなし、ウズムシ綱は側系統群と考えられている。また無腸目皮中神経目はかつてウズムシ綱に含められたが、現在は無腸動物門として分けられている。無腸動物は少なくとも他の扁形動物が進化する前に分化したことが明らかとなっており、さらに珍渦虫動物(渦虫とは縁遠い前口動物)に近縁とする説もある〔Lundin, K. (1998). The epidermal ciliary rootlets of Xenoturbella bocki (Xenoturbellida) revisited: new support for a possible kinship with the Acoelomorpha (Platyhelminthes). Zoologica Scripta, 27, 263–270.〕〔Raikova, O. I., Reuter, M., Jondelius, U., & Gustafsson, M. K. S. (2000). An immunocytochemical and ultrastructural study of the nervous and muscular systems of Xenoturbella westbladi (Bilateria inc. sed.). Zoomorphology, 120, 107–118.〕〔Hejnol, A., Obst, M., Stamatakis, A., Ott, M., Rouse, G. W., Edgecombe, G. D., et al. (2009). Assessing the root of bilaterian animals with scalable phylogenomic methods. Proceedings of the Royal Society, Series B, 276, 4261–4270.〕。
==生態==
海水または淡水、またごく一部は陸上に生息する。寄生生活のものもあるが、大部分は肉食性の自由生活である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウズムシ綱」の詳細全文を読む




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