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ウタツギョリュウ ( リダイレクト:ウタツサウルス ) : ウィキペディア日本語版 | ウタツサウルス
ウタツサウルス(歌津魚竜、''Utatsusaurus'')は中生代三畳紀前期に生息していた水棲爬虫類で、初期の魚竜の属の一つ。魚竜目 - ウタツサウルス科に属する。 宮城県歌津町(現在の南三陸町)館崎の海岸に露出した地層、稲井層群大沢累層で最初の化石が発見されており、属名はそれに因む〔『翼竜の謎 : 翼竜・首長竜・魚竜の時代』 217頁〕。模式種 ''U. hataii'' は発見者である東北大学名誉教授・畑井子虎に因む〔『地球を支配した恐竜と巨大生物たち』 66頁〕。 == 形態 == 全長1.4 - 4メートル。体幹は蜥蜴の様に細長い。肢は鰭状に変化していたが、尾鰭は未発達、背鰭は化石からは確認されていないなど祖先的な形態を持つ。然し、第一指の縮小と他の指の指骨の増加といった特殊化も見られる。〔『翼竜の謎 : 翼竜・首長竜・魚竜の時代』 220頁〕 おそらくは鰻の様に身体をくねらせて泳いでいたと推定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウタツサウルス」の詳細全文を読む
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