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ウートガルザ・ロキ〔『エッダ 古代北欧歌謡集』などにみられる表記。〕(古ノルド語:)は、北欧神話に登場する巨人の王。ウトガルザ・ロキ、ウトガルド・ロキ〔『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』(山室静、筑摩書房、1982年)などにみられる表記。〕、ウトガルデロック〔『世界神話伝説大系29 北欧の神話伝説(1)』(松村武雄、名著普及会、1980年改訂)にみられる表記。〕とも。 == 『スノッリのエッダ』 == ウートガルザ・ロキは『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第46-47章に登場する〔『エッダ 古代北欧歌謡集』263-268頁。〕。幻を操る術や奸智にたけた策を得意とする〔『エッダ 古代北欧歌謡集』268頁。〕。 雷神トールがウートガルズを訪れた際は、まず変装してスクリューミルになり、遠方の山を自分の頭部だとトールに見誤らせてミョルニルで殴打させるなど、幻術でたぶらかした。 トールが、ロキ、従者のシャールヴィ、レスクヴァを連れて自分の城に訪ねてくると、さっそく技比べを申し出た。そして、ロギ(野火)、フギ(思考)、海に繋がった角杯、灰色の猫に変身させたヨルムンガンド、(老い)を用いて、トール一行を打ち負かした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウートガルザ・ロキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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