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姥貝 祖母井
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ウバガイ(姥貝、学名 )は、二枚貝綱異歯亜綱バカガイ上科バカガイ科の1種。 日本海北部と茨城県以北の太平洋、シベリア沿岸まで分布し、冷水域の外洋に面した浅い海の砂底に生息する。 北海道ではホッキガイ(北寄貝)と呼び、アイヌ語ではポクセイ(poksei)、トゥットゥレプ(tutturep)などの呼び名がある。季語、三冬。 == 形態 == 成貝は殻長10cm以上と大型で、殻は厚くそれ自体は淡色であるが、褐色の殻皮におおわれるため全体に黒ずんだ色に見える。 浅海の細砂底に棲息し、春から夏に産卵期を迎え、幼生は20~30日間回遊したのちに着生する。成長は遅く、漁獲対象(7~8cm)まで4~6年かかるが、寿命は30年に達する。 幼貝のうちは殻全体が白色から黄白色で、同科のシオフキに似るが、これは内湾性で生息環境から区別できる。一方、ヒメバカガイ は成貝では全く異なるが、1cm以下の幼貝は区別が難しい。 殻頂に残る初期稚貝の殻を高倍率で観察すると、全く色彩のないものがウバガイで、褐色から帯紅色が点状に見られるのがヒメバカガイ〔これは内湾性のシオフキとバカガイの幼貝の区別でも同様で、通常色彩の無いものがシオフキ、彩色されるのがバカガイ〕。 同科のミルクイにも似るが、殻長や水管、殻の後端の隙間がそれほど大きくなく、殻を閉じると完全に内部に収納され、ほとんど隙間がなくなる点で区別が可能。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウバガイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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