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ウミユリ綱[うみゆりこう] Class Crinoideaウミユリ綱[うみゆりこう]
ウミユリ綱(ウミユリこう、Crinoidea)は棘皮動物門の下位分類群のひとつで、ウミユリ(海百合)やウミシダと呼ばれる海洋性の生物が属する群である。浅海から6,000メートル級の深海まで広く分布する。名称はギリシア語の ''krinon'' 'ユリ'+''-oid'' '〜のようなもの' より。 == 概要 == ウニやナマコと同じ棘皮動物の一群である。ユリの名の通り植物に似た茎のような構造を持ち、その基部で基物に付着している。しかし大部分の現生種では幼生の時のみ固着性で、成体になると自由遊泳性へと移行する。現生種としては約650種が知られているが、ウミユリ綱にはかつて大繁栄し化石種となったものが多い。古生代中期〜後期に形成された石灰岩の中には、その大部分がウミユリ綱の生物の遺骸から成っているものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウミユリ綱」の詳細全文を読む
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