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ウメガサソウ(梅笠草、学名:''Chimaphila japonica'')はイチヤクソウ科ウメガサソウ属の常緑の草状の小低木〔。イチヤクソウ科は、新しいAPG植物分類体系では科がツツジ科に含められている〔大場『植物分類表』pp.179-180〕〔。 == 特徴 == 地上茎は直立して高さは5-10cmになる。茎は単一かときに分枝する。葉は、ふつう2-3個が茎の節ごとに輪生状に集まってつき、各段の間には鱗片葉が互生してつく。葉は長さ2-3.5cm、幅0.5-1.3cmになる長楕円形または披針形で、先はとがり、縁にはとがった鋸歯があり、短い葉柄がある〔〔〔。 花期は6-7月。茎先に花茎が伸び、花茎に点状の細毛があり、1-3個の卵状楕円形の苞がつく。花はふつう1個、まれに2個つき、はじめやや下向きにつくが、果実として熟すにつれ上向きになる。萼は5裂し、萼裂片は長さ6-7mmになる披針形で、先はややとがり、果時まで残る。花は白色の花冠で5裂し、径約1cmの広鐘形になる。雄蕊は10個。子房は球形で花柱がなく、柱頭は平たい円形となる。果実は径6-7mmになる扁球状の蒴果で5室からなり、胞背裂開する〔〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウメガサソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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