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ウルシオール : ミニ英和和英辞書
ウルシオール[ちょうおん]
urushiol
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: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ウルシオール : ウィキペディア日本語版
ウルシオール[ちょうおん]
ウルシオール(Urushiol)はウルシ科の植物、特にウルシ属に多く含まれている物質である。
== 解説 ==
ウルシオールはウルシ科の多くの植物に含まれる。ウルシ以外ではカシューナッツの殻やマンゴーの果実の皮にも見られる。触れると皮膚に発疹を生じることがある。語源は日本語のである。湿潤な環境の下で樹液が酸化、重合すると粘度の高い液体となり、伝統的な漆器の製造に用いられる。
ウルシオールは沸点が摂氏200 - 210度の淡黄色の粘稠な液体で、アルコールエーテルに可溶であるが、水にはほぼ不溶である。化学的には、ウルシオールはいくつかの構造のよく似た化合物の混合物である。それぞれは15 - 17個の炭素からなるアルキル鎖が置換したカテコールである。アルキル鎖は飽和のものも不飽和のものもあり、ウルシオールにはこれらが混在している。混合物の割合は原料の種によって決まっている。例えば、''Toxicodendron diversilobum'' (Poison oak) のウルシオールにはC17の側鎖がついたカテコールが多く含まれるが、''Toxicodendron radicans'' (Poison ivy) や''Toxicodendron vernix'' (Poison sumac) のウルシオールにはC15のものが多い。触れた場合の発疹の出方は側鎖の飽和度に依存する。飽和側鎖のウルシオールでかぶれる人の割合は半分以下だが、不飽和のウルシオールでは90パーセント以上の人がかぶれる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウルシオール」の詳細全文を読む




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